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zoom RSS ドレミはすごく奥が深い

<<   作成日時 : 2016/04/12 17:53   >>

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●「ドレミの歌」との出会い
昔、ビートルズの映画「ヘルプ!」を観に行ったとき、
一緒に上映されていたのが「サウンドオブミュージック」だった。
サウンドオブミュージックは、付録みたいなものでついでに観た感じだった。
ミュージカルには興味がなかったけど、
意外と面白かった。
あとで、テーマ曲の「ドレミの歌」(サウンドトラック版)のレコードを買って、
曲を覚えたことがあった。

●英語の「ドレミ・・・」は
「ドレミの歌」の歌詞の意味を調べたら、歌詞の発想が日本の「ドレミの歌」と全く違うことに気が付いた。

ド=do(doe・ドゥ)=雌鹿
レ=re(ray・レィ)=光線(太陽のしずく)
ミ=mi(me・ミ−)=自分自身(を呼ぶときの名前)
ファ=fa(far・ファ)=遠い(道のり)
ソ=so (sew・ソゥ) =(針で)縫う
ラ=la (la・ラ)=ソの次の音 (※この音だけは同じ発音の英語の言葉が無かったようだ)
ティ=ti (tea・ティ) =(ジャム&パンを食べるときの)飲みもの

という風に、ドレミファの英語風の発音にそのまま対応する言葉を当てはめていたのだ!
その点、日本の歌詞は恥ずかしい! ドーナツの「ド」、 とかレモンの「レ」とか・・・単語の一文字目だけがあっているだけ。

●ドレミの発音
日本での「ドレミファ・・・」の発音は、イタリア語の発音そのままだ。
フランスもほぼ同じと考えていい。
英語は「ドゥ・レィ・ミ−・ファ・ソゥ・ラ・ティ」とかなり英語らしい発音になるようだ。
アメリカで 「シ」 を 「ティ」に変えた理由は、ドレミ・・をアルファベット一文字で書き表すと、「ソ」と「シ」に使われる「S」が重複する。重複を防ぐためにため、「シ」の方の「S」を「T」に代えたため。
とはいうものの、アメリカでは、「ドレミファ・・・」はポピュラーではなく、「CDE・・・」の方がよく使われるようだ。

●日本の階名
日本のドレミは「階名」で、「音名」は「ハニホヘトイロハ」と位置付けられているのだそうだが、
学校教育ではなぜか教えない。
したがって「ハニホヘ・・・」は、もっぱら「調名」の方で使っている。「音名」で「ハニホヘ・・・」は聞いたことが無い。
本場のイタリアやフランスでは「ドレミ・・・」は、「音名」と「階名」の両方に使うらしい。

●分かりにくい調名
ハ長調なら分かるけど、ト長調・変ロ短調・嬰ホ長調って言われても、
時間をかけて、いちいち指を使って数え直さないと分からない。
そもそも、「変」とか「嬰」って何なんだろう?
由来は何なんだろう?「嬰」ってどう読むの?日常生活で使うことはない文字だけど・・・
とか何とか言って、言い訳してますが・・・でも分かりにくい気がします。

しかも、日本ではクラッシク界(ドイツ風)とポップス界(英米風)と学校教育(日本風)とで異なっていて、複雑だ。
私はもっぱらポップスが好きなので、英米風の「調名」(CDE・・・)と「音名」(CDE・・・)を使っています。
ポップス界の「階名」はよくローマ数字を使って表記されています。→「T・U・V・・・」、これをコード名で使用すると、キーがどのように変わっても「T・Um・Vm・W・X7・Ym・・」などは変わることなく使えて便利になります。

クラッシック界では、「ツェー・デー・エー」とドイツ風に発音し、「A」の次は「B」ではなく「H」(ハー)を使う。「B」は「H」に♭のついた音名に使用するそうだ。ややこしいですね。

●「ドレミ・・・」の誕生
「ドレミ・・・」は、11世紀にラテン語で書かれた「ヨハネ讃歌」の短い詩に由来している。
ヨハネ賛歌の詩の全体は、
「Ut queant laxis resonare fibris Mira gestorum famuli tuorum, Solve polluti labii reatum, Sancte Ioannes.」で、
意味は、
「汝 のしもべが、弦をかきなでて、汝の妙なるわざをたたえ得るように、このけがれある唇の罪をのぞ かせたまえ、聖ヨハネよ」
とのこと。

ヨハネ賛歌には当然メロディーもあったが、メロディーの各フレーズの最初の音が、1音ずつ上昇していた。
その各フレーズの最初の音に対応する詩から、次のようにして音の名前を付けたのが始まり。
最初につけた音の名前は、
「Ut queant laxis」 の最初の二文字の「Ut」から「ウト」が誕生
「Resonare fibris」 の最初の二文字の「Re」から「レ」が誕生
「Mira gestorum」 の最初の二文字の「Mi」から「ミ」が誕生
「Famuli tuorum」 の最初の二文字の「Fa」から「ファ」が誕生
「Solve polluti」 の最初の三文字の「Sol」から「ソ」が誕生
「Labii reatum」 の最初の二文字の「La」から「ラ」が誕生 
以上の6つの音名が作られました。

この時点では、まだ「シ」は誕生していません。
また、「ド」ではなく「ウト」でした。

しかし、この発明で随分と便利になった
現在使われている「ドレミファソラシ」の基礎が完成した。
イタリアの教会音楽家のグイード・ダレッツォの功績だ。

※補足説明:
「Ut」の発音は、イタリアではウトだが、フランスではユト。
「Sol」の発音は、本来なら「ソル」だが、多くのイタリア人は「ソ」と発音する。「ソル」と発音する人も「ル」は聞こえないぐらいのほんの軽くらしい。

●「ド」と「シ」の誕生
後になってから、
@「ウト」が「ド」に変化
「Ut」は発音しにくいらしく、その後「Ut」に変わって「Do」が作られた。
「Do」は、讃美歌の詩のからではなく、聖歌に欠かせない存在の主(=キリスト)を意味する「Dominus」の最初の二文字の「Do」から「ド」が誕生。
ただし、フランスでは「Do」も使うが、今でも「Ut」が残っているとのこと。

A「シ」の追加
「ラ」の次の音の名前の必要性に応え、
「Sancte Ioannes」 の2つの語の頭文字(S+J)の「SI」から「シ」が誕生した。
「SJ」=「Sj」だが、ラテン語では、「j」は「イ」の発音なので、「シ」となる。
なぜ、ここだけ最初の二文字ではないのかだが、「Sancte Ioannes」はヨハネ賛歌の主人公である聖ヨハネであり、二語が一体的で切り離せない特別な名であるためと考えられる。

※この記事は、2016.04.12.の記事を2つに分割して、かつ全面的に見直して書き直しました。

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