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zoom RSS 「こんにちは」と「こんにちわ」

<<   作成日時 : 2018/03/09 14:18   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

●「きょうは」と「こんちには」
メールや手紙、あるいはSNSで「今日は」と書いてあったら、
それは「きょうは」なのか「こんにちは」なのか判断できない。
相手にこちらの意図がちゃんと伝わらないのでは、言葉の価値が低下する。
そこで、挨拶のつもりで書く場合は「ひらがな」で書く方がきちんと伝わる。
文章中の場合は、そこが「ひらがな」というのも抵抗感があったり、前後関係から判断できる場合が多いので、漢字で「今日は」「今日の」と書く場合が多い。この場合は、どう読もうと「today」の意味で使われているので、問題になることはない。
しかし、どちらの意味(todayか挨拶か)にもとれる場合は、「ひらがな」の方が良さそうだ。

似たような現象の言葉に「止める」がある。
これは「とめる」なのか「やめる」なのか読み手側は判断できない。
これは前後の文脈から判断してもどちらでも成立することが多い。
「とめる」と「やめる」では意味が変わってくるので、誤解を招くような判断できない漢字は、「ひらがな」で書くのが良いと思う。

●「こんにちは」と「こんにちわ」
私は、ひらがなで「こんにちは」と書かず、あえて「こんにちわ」と書くようにしている。
この件に関しては、ネット上にも多くの解説がある。
たいていの説明では、
@「今日は」は、「今日はご機嫌いかがですか」の省略形であり、文法的に「わ」を使用するのは誤りとある。
A辞書に「こんにちわ」は項目がないので誤りとある。

しかし、私はそういった説明自体が誤りだと思う。
その理由は、
@に関して、誤解されないためには省略形にしないで「今日はご機嫌いかがですか」と書くべきだとしているものがあったが、これは非現実的で話にならない。
また@の「今日はご機嫌いかがですか」の「今日は」は「today」の意味で使われている。この場合は、「こんにちは」も「きょうは」もどちらで読んでも「today」の意味で使用されていることになる。
しかし、「今日はご機嫌いかがですか」の全体で「挨拶」の意味で使用されていることになる。それを省略形にした場合は「挨拶」の意味を保ったまま省略形にしていることになる。
つまり「今日は」は、省略形にした時点で「today」から「挨拶」の意味に変化していることになる。
したがって「今日は」という単語の本来の意味だけを考えて説明を終わりにするのではなく、さらに本来の単語の意味が変化していることに言及した上で説明しなければならない。
単語の意味が変化したことを明確にするために、あえて私は「こんにちわ」を使っている。
ひらがなで「こんにちは」と書いてあっても、それは「today」なのか「挨拶」なのか明確ではない。

Aに関し、文法上からの説明だが、「は」は助詞であり、助詞に「わ」は無いとのこと。
これは文法上からだけの説明だが、意味の変化や発音上の言及が無い。
「こんにちは」は発音上は「こんにちわ」である。外国人が多くなる中では、そのような人たちにも配慮して文字と発音が一致することの方が、日本語の価値を高めることに寄与する。
また意味が「today」から「挨拶」に変化した時点で、「は」は助詞ではなくなっている。「こんにちは」という一つの単語に変化(※補足:「名詞+助詞」から「感動詞」に変化している。「は」と書き「わ」と読むのは助詞に限っての例外措置)している。したがって助詞の観点から説明すること自体が誤りと言わざるを得ない。


●言葉は絶えず変化する生き物
歴史的に見ても言葉は絶えず変化・進化してきている。変化・進化するエネルギーを文法でとめることは出来ない。
文法は主役ではない。文法はあくまでも脇役だ。
主役は言葉自体であり、主役(言葉)が変われば脇役たる文法が新しい主役について上手く説明できるようそれまでの文法の解釈を変えるべきなのだ。

●ネット上での使われ方
ネット上で見ると、特に若い人の間では「こんにちは」とあいさつする人が少なくなってきている。
「こんちわつす」、「こんちわ〜」、もっと略して「ちわ〜」、「ちわ」、それを少し丁寧に「ちわっす」、「ちわ〜す」などの表記が見られる。
これは、いちいち説明が無くても「挨拶」であると理解できる。
しかし、これらの言葉を「わ」を使わずに「は」で表記すると・・・
「こんちはつす」、「こんちは〜」、「ちは〜」、「ちはっす」、「ちは〜す」となるが、どうだろう?
このようなことからも、改まって表現した場合「こんにちわ」となるのが、自然な流れだと思います。

現在は「こんにちは」と「こんにちわ」の両方の使われ方がある過渡期で、いずれ辞書にも「こんにちわ」の項目が登場するかもしれません。
辞書も文法と同じく脇役です。
多くの人が使用し、それが一般的になると辞書に取り上げないと、「この辞書使えない」と評価されてしまいます。(評価が下がると売れないことになる。)

●「こんにちわ」だと注意したくなる?
「こんにちわ」の表記を見ると、「それは誤用だよ」と、一言注意したくなる人が多い。
そういう人たちにとっては、この傾向は「こんにちわ」だけに限らず、日常会話のあらゆるところで現れる。
きっと、若者間の会話やネット上の記述には目くじらを立てているここと推測される。
言葉だけに限ったことではないが、「言葉・物・作品・現象・考え方など」をどの視点に立って判断するかで答えが変わってくることに気づいていないあるいは認識不足なのかもしれない。


●センスのある若者用語も多い
言葉で重要なのは、過去の使われ方や文法ではなく、今現在において自分の考えをよりうまく表現し伝え、コミュニケーションをとることが出来るかだ。
既存の言葉でうまく表現できなければ、違った使われ方あるいは新語が生まれる。しかし、それが定着して多くの人に使われないと、その言葉はすぐに賞味期限切れとなり消え去ってしまう。流行りの新語を多用した文章は、数年後には解読不能になりかねない。
なので、生まれたての若者用語・SNS用語・ギャル用語を文章に多用するのは要注意だ。会話なら残らないので問題ないが、文章や動画だと賞味期限の短いものに限った方が良さそうだ。
しかし、それらの言葉の由来を知ると、座布団を出したくなるような感心するもの、センスのある言葉がけっこうある。

新語のほとんどは賞味期限が短い。でなくちゃあ、言葉が増えすぎてこれから生まれる人達にとっては、覚える単語が多くなり日本語のハードルが高くなりすぎる。消滅してくれないと困ることになる。(※流行語大賞の言葉はどれも消え去るのが早い。受賞した時点が賞味期限なのかも?)
ITの世界では新技術に伴い新しい言葉が必要になる。IT用語も役割が終えたらどんどん消滅しないと困る。
古くからある言葉も例外ではいられない。使われなくなった言葉は忘れ去られたり、社会環境の変化に伴い同じ言葉でも違う意味に使うことも多い。

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