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<<   作成日時 : 2018/12/25 11:24   >>

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●学名の根拠
原種植物の学名は、
International Code of Nomenclature for algae, fungi, and plants:(ICN)
国際藻類・菌類・植物命名規約により、命名される。


なお、栽培植物については、International Code of Nomenclature of Cultivated Plants:(ICNCP)栽培植物命名国際規約により命名される。


●原種の表記例

Dendrobiumformosum var.giganteumRchb.f.
属名種形容語著者名 変種形容語著者名

@属名(頭文字は大文字で)、種形容語、変種形容語はイタリックで表記する。
A著者名、var. sect.等は、ローマンで表記する。
B種形容語、変種形容語は、小文字で表記する。
Cvar.は、ラテン語varietas(英語のvariety)の略。


●参考:栽培種の表記例
DendrobiumChristmas Chime'Aska'
属名交配種形容語栽培種形容語

@属名は頭文字は大文字でイタリックで表記する。
A交配種形容語、栽培種形容語は、ローマンで表記する。
B属名と交配種形容語との組み合わせが「交配種名」
C属名と交配種形容語と栽培種形容語との組み合わせが「栽培種名」

※A原種とB原種の交配はすべて同じ「交配種名」になるが、その中でも特に特徴的なものには栽培種形容語を付けて「栽培種名」を与える。同じ親の交配でも、ときには複数の「栽培種名」が出来ることになる。
これは、原種の自然交雑種(人為的ではない)は、たとえ色違いの花・形に変化がある・斑が入る・大きさに違いがあるなどの個体差があっても、すべて同じ種(交雑種)とみなされる。それに栽培種形容語という個体名を与えるのは、栽培植物での行為。


●種名
原種の名前のことを種名という。
2名法においては、種名は属名と種形容語とを一緒にして使用される。
種形容語は単独で使用することはない。
例えば、 Coelogyne macdonaldiiは、macdonaldiiとして記述することは出来ない。
しかし、一度使われた属名については、イニシャル文字に省略できる。
例えば、macdonaldiiは、C. macdonaldiiとし、曖昧さを生じないようにする。

なお、属名に続く名前については、動物学では「種小名」(specific name)と言うのに対し、植物学と細菌学では「種形容語」(specific epithet)と使い分けをしている。


●著者名(命名者名)
ラテン語の2名法により原種の名前を引用する場合は、その種を記載した著者名を続けて引用しなければならない。

例えば、 Paphiopedilum delenatii Guillaminは、A.Guillaminにより記載され、Catlleya luteola Lindl.は、Jhon Lindleyによって記載されたことを意味している。



※学名に関し通常は、著者名を目にすることは少ないですが、同じ植物(同じ種)について多数の著者が記載している場合、もし、著者間で異なる記述があった場合などは、それを引用する場合はどの著者の引用かを明記しないと、支障が生じます。
記述内容が異なると、種名は同じだが、もしかして別の種に関しての記述の可能性もあるし、種を分ける必要が生じるなどの影響が出てきます
ですので、著者名は非常に重要な要素です。


もし、著者名に続けて日付があれは、それはその種が記載された年を意味している。
著者名はよく略称で表示される。LindleyはLindl.、H.G.Reichenbachは、Rchb.f.(f. (filius)は、ラテン語で息子の意味。彼の父も多くの植物を記載した植物学者であった。)、そしてSchlechterは、Schltr.となる。
しかしながら略称の程度は、出版物により多少異なることが多い。
画像
Dendrobium chrysotoxum Lindley
(私の栽培で咲かせました)


●著者名に( )書きがある場合
ある属に記載された種が、さらなる研究により正しい分類上の位置が明らかにされ、別の属に移されることがよくある。

例えば、原作はBlume によりMacrostomium aloefoliumとして記載されたが、後に、ReichenbachによりDendorobium 属に移されたようなケースである。

この種の正しい著者名の引用は次のようになる。
この場合、Macrostomium aloefolium は基礎異名であり、Blumeは基礎異名の著者である。
 Dendorobium aloefolium (Blume) Rchb.f


●著者名にnon.nud.がつく場合
記載文がなく公表された名前を引用する場合、”nom.nud.”又は”nomen nudum”が添えられる。


●著者名にexがつく場合
Dendorobium chrysanthum Wall. ex Lindl.のように、さらにいっそう詳しい記載文の著者が引用されることがある。

これは、Wallichが命名したが出版はしなかったため、その名前によりLindleyがDendorobium chrysanthumを記載したことを意味する。


●著者名にnonがつく場合
新しい方の同名異種を引用する場合は古い方の著者名の前に”non.”添える。
なお、発表日を添えた方がよい。時には同じ作者により同じ名前が付けられているものがある。
複数ある時は”nec”を使う。
 Dendorobium pulchellum non Roxb. は、 Roxb.が記載した方(D. pulchellum Roxb. ex Lindl.)のD. pulchellum ではなく、Lodd. の記述した方(D. pulchellum Lodd.)のD. pulchellum を意味している。


●著者名にauct. nonがつく場合
Dendrobium densiflorum auct. non Lindl.: Reichenbach 1874
これは、ReichenbachがDen. thyrsiflorum Rchb.f.を同定する際に、誤ってDen. densiflorum Lindl.としてしまった場合の引用例である。
これもDen. thyrsiflorum Rchb.f.の異名の一つとなる。

さらに、Den. densiflorum Lindl.に似た他の種が間違えられてDen.densiflorum Lindl.として同定されている例として、
 Dendrobium densiflorum Lindl.:Gagnepain 1934
これは、GagnepainがDen. palpebrae Lindl.を同定する際に、誤ってDen. densiflorum Lindl.としてしまった場合で、これもDen. palpebrae Lindl.の異名の一つとなる。


●その他著者名につく場合
・et : and、&に同じ。
・non : notに同じ。
・auct. : ラテン語auctorの略 (of authors) (学名の)著者
・sensu : ラテン語sensus (meaning, interpretation, thought) 意味、考え
・as : used by

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