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zoom RSS これまでの元号を顧みる(3)平成から令和に

<<   作成日時 : 2019/05/29 15:20   >>

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※2019/01/13の元号に関する記事を書きましたが、
この時点では新しい元号は分かりませんでしたので、令和に対応するように書き直しました。
その際に、全般的に見直して編集しました。


明治以降の正確な改元日

明治は、元年から45年までということは、分かっていますが、
月日」まで正確には、なかなか分かりません。

明治以降の改元の年月日を見てみましょう。
@明治 1968年9月8日〜1912年7月30日
A大正 1912年7月30日1926年12月25日
B昭和 1926年12月25日〜1989年1月7日
C平成 1989年1月8日〜2019年4月30日
D令和 2019年5月1日〜

ということになっています。


1912年7月30日は明治か大正か

上の表の@とAの1912年7月30日は、「明治と大正」が重なっています
AとBの1926年12月25日も、「大正と昭和」が重なっています

BとCは、「昭和と平成」は重なっていないのでスッキリしています。
CとDも同様に、「平成と令和」は重なっていません。

重なっている日は、どちらの元号に属するのか?
このようなことに関してのルールがあります。
画像



改元の年月日に関するルール

E改元が布告された年の元日に遡って新元号の元年とする方法: 即年改元
F改元が布告された日の始まりに遡って新元号の元年とする方法: 即日改元
G布告の翌日から新元号の元年とする方法: 翌日改元

日本の改元の例は、E〜Gのいずれかです。
E即年改元は、 明治です。
F即日改元は、 大正昭和です。
G翌日改元は、 平成令和です。


明治は、元旦まで遡って明治

(Eに関し) 明治の始まりは「1968年9月8日」となっていますが、
明治は「即年改元」なので、1968年の元旦から明治元年とされています。


大正と昭和は、改元日の午前零時に遡って大正

(Fに関し) 明治の最後と大正の始まりが重なっていますが、「即日改元」なので、その日は改元の日の午前0時に遡って、大正とみなされます。
同様に、大正の最後と昭和の始まりが重なっていますが、その日は改元の日の午前0時に遡って、昭和とみなされます。

したがって、明治は1968年9月8日〜1912年7月30日とされていますが、
EとFから、
明治は1968年1月1日〜1912年7月29日となり、
大正は1912年7月30日〜1926年12月24日となります。

昭和はそのまま1926年12月25日〜1989年1月7日で変わりません。

平成と令和は重ならない

(Gに関し) 平成以降は、重なる日がないのでスッキリしています。

なおこの度の、平成から令和に「元号を改める政令(平成31年政令第143号)」は、
「天皇の退位等に関する皇室典範特例法(平成29年法律第63号)の施行の日(平成31年4月30日)の翌日から施行する。」となっています。

参考までに、令和に元号を改める政令の閣議決定の際の内閣総理大臣談話を以下に掲載します。
■改元に際しての内閣総理大臣談話
本日、元号を改める政令を閣議決定いたしました。新しい元号は「令和」であります。
これは、万葉集にある「初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫す」との文言から引用したものであります。そして、この「令和」には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ、という意味が込められております。
万葉集は、千二百年余り前に編纂された日本最古の歌集であるとともに、天皇や皇族、貴族だけでなく、防人や農民まで、幅広い階層の人々が詠んだ歌が収められ、我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書であります。(以下略)

※令和の「令」は、談話にあるように「美しい」の意ですが、「麗しい」の意味と同じになります。


明治は、明治5年12月2日の翌日は明治6年元旦

ちょっと複雑ですが・・・、
旧暦と新暦とでは日付のズレがあることは、ご存知だと思います。

そのため、明治5年(1872年)12月2日までは旧暦を使っていたので、それは新暦となる西暦とは一致していませんでした。
新暦に変わった際、明治5年12月2日の翌日は明治6年元旦ということになり、
つまりそれだけズレがあったということになります。


さらに、旧暦では閏月(閏年でないことに注意)がありました。
1年が13カ月の年があったわけです。

例えば、1868年(慶応4年)は、通常の4月の他にさらに閏月・4月というものがありました。
この年の1年間の長さは、13か月間で383日間でした。

したがって「慶応4年9月8日」は、旧暦の「1868年9月8日」ですが、
新暦の「1868年10月23日」でもありました。
この両者は同一の日です。


明治5年(1872年)12月2日までの月日は、
それが旧暦の月日なのか新暦の月日なのかを、いちいち確認する必要があります。

試しに、思いついた歴史上の日をネットで調べてみました。
赤穂浪士討ち入りの日: 元禄15年12月14日(旧暦)・1703年1月30日
江戸幕府成立の日: 慶長8年2月12日(旧暦)・1603年3月24日

このように、親切に、元号での旧暦の日付と、西暦(新暦)での日付の両方が併記されていました。
これなら混乱することはありませんね。

でも、片方の日付しか書かれていないときは、別のページを検索して確認した方がいいと思います。


※ところで、赤穂浪士討ち入りのドラマは、12月に放送されることが多いですね。
しかし、新暦では討ち入りは1月30日の出来事なので、場面では雪が降り積もって足跡が残っていたりします。

12月中頃に江戸で雪が降り積もっているのはちょっと不自然な気がします。
やはり、現在の感覚からすると、新暦の1月末辺りの方が季節感がありそうな気がします。

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
 わけいさま、お邪魔します。本年もどうかよろしくお願い申し上げます。いつも楽しく学ばせて頂いております。未来人と称する人が、次の元号を 「安始」と言ってます。未来人が過去に来ることは可能かもしれませんが、そこで何かを行うなどあり得ないのに、次々に出て来て地震予知などしています。矛盾に気が付かないのでしょうか。笑。これ以上、地球を混乱させないで欲しいですよね。しかし、実際に、800年位前の地球(ヨーロッパ)に行って、懐中電灯を置いて来た人がいるらしいですが、それがちゃんと古い歴史に記録されているそうです。魔法のランプとして。。。笑。
美代子
2019/01/15 16:50
美代子さまへ
こちらこそよろしくお願いします。
「安始」は漢字を見たときに最初はとてもいい・ナイスと思いました。しかし発音してみると、「あんじ」だと「暗示」につながり、「あんし」だと「暗視」でどちらも光・輝く未来にはいかがなものかと感じました。でも、もっと学識のある方が考えることなので、私がとやかく言うまでもないことで・・・(-_-;)
未来人がどうやって過去に来たかはぜひ聞きたいところですが、きっと言葉が通じないだろうなあ・・・残念です。
時(時間)について、色々調べて考えたところ、私ガ得た結論は、「時=振動」で、物質を構成する素粒子(又は超弦理論の弦)の振動を完全に止めることができれば時も止まると思います(現時点では完全に止めることに成功した話は聞いていません)が、振動してしまった(=時が経過した)ものを、振動数を減らすということを説明できません。
相対性理論では、速度が異なると時間の進み方も異なりますが、同時に物質を構成するすべての振動数も異なることになります。
昨年亡くなったホーキング博士の「虚数時間」を使えば、その2乗は「マイナス」ですから、時がマイナス(過去に進む)ということになりそうですが、そのときに振動に関して「虚数振動」と言うものを提唱した人がいたとすると、虚数振動の2乗も「マイナス」で時が過去に進むと言えそうです。しかし、そのような理論は残念ながら聞いたことがありません。
誰かそのような理論を展開してくれる人がいれば面白いなと思います。
わけい
2019/01/15 21:41
 わけいさん、私はタダの俳句おばさんで、頭も足りないので、大したことは言えませんが、笑。仰ることはよく分かります。虚数時間を使えば、時がマイナスに、つまり過去に進むのではないかとの疑問はもっともだと思います。しかし、私が知る限りでは、時間が過去に進むことはなく、時が静止して無時間になるのではないかと思います。もう少し詳しく調べてみますが、この無時間というのは「永遠」ともいうらしいです。しかし、この大宇宙そのものも、サムシンググレートの理念が物質化したものに過ぎないとのことで、宇宙を語り出したらきりがなく広がってしまいます。笑。
美代子
2019/01/15 22:55
改元日については気になっていました。
明治から令和まででも同じではないのですね。
tor
2019/05/29 19:29
こんばんわ!torさんへ
明治や大正にコンピュータがなくてよかったと思います。
あらかじめ分かっていた令和に改元するときですら、企業のプログラム担当の方は大変そうだった話を聞きました。
ところで、私の母校の高校の同窓会は、「麗和」(れいわ)会と言います。職場や地域にも「〇〇麗和会」というものが多数存在し、九州にも在るんです。令和発表時には同窓会に各社の取材が多数あり、対応が大変だったそうです。でも由来は万葉集とは全く関係なく、明治10年頃から埼玉県庁を中心とする文化社会のなかで、漢詩や和歌の同好会に、また政治的な集まりの会などにも、「浦和」の美称として「麗和」が使用されて来たらしいです。
わけい
2019/05/29 22:01
こうした改元日の制定に関して
どのように決められているのだろうと
素朴な疑問をもっていましたが
すすんで検索してみたことはなく…
今回とても分かり易く記事にしていただき
疑問が解けました。
どうもありがとうございました。
小枝
2019/05/29 23:38
ごきげんよう!小枝さんへ
わかりやすく参考になった旨のこと、このように言われるのが最高にうれしいです。
ありがとうございます。
と申しますのも、少し前にブログを書く目的を考えてみましたら、3つに集約できました。
@:感じた疑問を調べ、自身の考えと知り得た情報をアウトプットすることで自分が理解する
A:@の記事が、訪問者にとっても多少でも参考になって欲しい
B:(Aの目的には寄与しないが)残しておきたい自分用の記録
※@がなければAは成立しない、Bが多すぎると日記ブログになる。
その様な観点から、以前の記事を読んでみると、
何を一番言いたかったことなのかがハッキリせず、中途半端な記事が実に多いことに気付きました。なので、今回の記事を書き直したのですが、他にも沢山ありますので、Aの目的を達するために、徐々にですが、見直し・更新が必要と感じた次第です。
わけい
2019/05/30 10:46

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