Bで始まるデンドロビウムの原種


Bで始まるデンドロビウム

デンドロビウムの原種の正名とされる1232種、異名を含めて2000種以上の種について、把握できるものすべてをまとめました。
データが大きいので、種形容名の先頭文字ごとにページを分割して、リンク形式でこのブログが構成されています。
このページは、種形容語のイニシャルがBのデンドロビウムについて書いています。
bracteosum.jpg
Dendrobium bracteosum

以下の表のイニシャル・クリックで種形容語のページにリンクします。
「Tp」は、デンドロビウム全体のトップにリンクします。
A B C D E F G H J K L M
N O P Q S T U V W X Y Z Tp

番号 種名 Dendrobium 説明
85 babiense J.J.Smith カリマンタ、ボルネオに分布。
86 baeuerlenii F.Mueller and Kraenzlin (J.J.SmithによりD.bauerlenii、SchlechterによりD.bauerlerniともつづられる。)
ニューギニアに分布。
87 baileyi F.Muell. (1874) (D.keffordii F.M.Bail (1884), Callista baileyi (F.Muell.) Kuntze (1891), Grastidium baileyi (F.Muell.) Rauschert (1983))
グラスティディウム節、種形容語はF.M.Bailey に因む。オーストラリアに分布。バルブは120cm長までで細く、上半分のみに葉がつく。花は黄緑色、内側に多数の小さい点がある。最初はよく開くが数時間後にはねじれ、セパルとペタルが絡む。セパルは披針形、ペタルは同形でさらに細い。リップも同形だが小さい。夏咲。板栽培がよいが、鉢栽培の場合は排水よく植え、湿度を与える。冬でも他の種よりは水が必要。冬の最低温度15℃。
* bairdianum F.M.Bailey. (D.gracilicaule F.Muell.と同種)とするものと(D.fellowsii F.Muellと同種)とするものがある。
(bailrdianumは誤り)
* bambusifolium Parish and Rchb.f. (ときどきD.bambusaefoliumとつづられる。D.salaccense (Blume) Lindleyと同種。)
グラスティディウム節、スリランカ、インド、タイに分布。バルブは60cm長で細い。葉は草質。花は葉とは反対側につき、径約15㎜、緑色又は白色でリップに紫色が入る。背セパルとペタルは披針形、側セパルは卵形。リップは狭いへら形で側裂片は巻く。夏咲。
88 bambusinum Ridley イリアンジャヤに分布。
* banaense Gagnepain (D.acinaciforme Roxb.と同種。)
* bancanum J.J.Sm. (現在はFlickingeria bancana (J.J.Smith) A.Hawkesの異名とされている。)
+ bancroftianum (10)に名前だけ登場する。
89 bandaense Schltr.
* banghamii Ameth and Schweinfurth (現在はEpigeneium cymbidioides (Blume) Summerhayesの異名とされている。)
* barbatochlorops Rolfe (ときどきD.barbatulo-chloropsとつづられるが、その原著はD.barbato-chloropsである。この植物は、D.barbatulum LindleyとD.chlorops Lindleyとの自然交配種であると記述されている。)
* barbatulum Bateman not Lindley or Wight (D.fytchianum Batemanと同種。)
90 barbatulum Lindley not Bateman or Wight フィチアンテ節、インドの北部と西部に分布。茎は細く立ち性で30-45㎝、葉は一番若い茎にだけある。花序は葉のない茎につき、立ち、3-5㎝ 径の花を8-10セパルは細くペタルはまるい卵形で、リップは3裂する。内側にカーブした小さい側裂片はローズ色で、中央裂片はペタルと同じくらい大きく基部に毛がある。エレガントな小さいデンドロビウムで、ビルマの現地では髪飾りとして使われる。バラ色の目のある純白の花は装飾に合う。小さい鉢やバスケットに植え、明るい光の湿気のある温室でよく生育する。
* barbatulum Wight not Bateman or Lindley (D.ovatum (Willdenow) Kranzlinと同種。)
91 barbatum Cogniaux (D.ciliatumと同種)
ビルマに産する。黄色-緑色の植物は細く、棍棒形のバルブを持つ。茎の頂部はたくさんの葉がある。花序は葉より短く茎の上部に生じる。白色の花は1㎝長で、セグメントの先がローズ色に染まる。披針形のペタルは立つ。3裂したリップの縁は長い毛で覆われ、中央裂片の内側の表面は産毛のようである。
* bariense J.J.Smith (Cadetia sepikana Schlechterと同種:Cadetia は現在は幾人かの植物学者により正当な属とされている。それゆえにこの植物は再びCadetiaとされている。)
パプアニューギニアの北西部に分布。
92 barisanum J.J.smith スマトラの西部に分布。
* barringtoniae Swartz (現在はLycaste barringtoniae Lindleyの異名とされている。)
* baseyanum St.Cloud (D.calamiforme Lodd.と同種)
93 basilanense Ames. フィリッピンの南部に分布。
* batakense J.J.Smith (D.sociale J.J.Smithと同種。)
* batanense Ames. et Quis. (D.equitans Kranzlinと同種。)
フィリピンに分布。白花で小花。草姿が面白い。夏咲。バルブが成長すると1年中咲く。有香。中温性。
94 beamanianum J.J.Wood(1993) ボルネオに固有。種形容語は、John H. Beaman教授に因む。ジャワのConostalix節のD.corrugatilobum J.J.Sm.に関係が深いが、より長い葉、より大きい花でより長いセパルなどで区別される。
95 beccarianum (Kranzlin) Masamune (Srcopodium beccarianum Kranzlin)
サラワク、ボルネオに分布。
* beckleri F.Muell. (D.schoeninum Lindl.と同種)
リゾビウム節、オーストラリアに分布。本来の茎はなく根茎は90cm長になり細い。小さなときには根茎は垂直方向に立つが大きくなると垂れる。葉は棒状で茎に平行し、深い溝があり5-15㎝。高芽から更に高芽が生育し40-60㎝に伸びる。葉の付け根に花径2.5-3.5㎝の花を1輪つける。白又は桃色で基部に濃紫色の筋がある。リップはほぼ菱形で先が尖り、下方に反る。有香。冬咲。
*var. racemosum Nicholls (D.racemosum (Nicholls) Clemesha et Dockr.と同種)
* begoniicarpum J.J.Smith (D.subacaule Reinwardt ex Lindley と同種)
96 bellatulum Rolfe フォーモサエ節、種形容語は愛らしいの意。インド、ミャンマー、タイ、中国、ラオス、ベトナムに分布。バルブは太く矮性で3-10㎝。革質の灰緑色の葉を2-4枚つける。紫黒色の微毛を葉鞘、葉の表裏、縁にも生ずる。花茎はバルブの節から出て短く、花径4㎝前後、花は上部の節に1-3輪付く。白色でリップは黄色の中央ローブとオレンジ色の喉。花保良好。有香。晩冬-早春咲。光は3500-4000fc。春がもっとも暖かく昼の平均温度29-30℃、冬の夜の平均温度8-9℃。水は春-秋は非常に多く、冬は乾燥ぎみ。
※本種によく似たD.margaritaceumは夏咲で、リップが白色で喉部赤色。
* bellum J.J.Smith (D.eximium schlechterと同種。)
+ beltatum Seid. (10)に名前だけ記載されている。
97 bensoniae Reichb.f. (ときどきD.bensonaeとつづられる。D.signatumをD.bensoniaeの異名とするのもあるが、Seidenfadenはそれらは別種としている。)
デンドロビウム節の2グループ。人名Bensonによる。インド、ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジアに分布。バルブは通常30-60cm。ときに下垂する。葉は狭長楕円形、長さ6-8cm。落葉したバルブの各節に1-3花をつける。花は径5-6cm、白色(クリーム白色)、リップは丸く毛に覆われ、黄色で周囲が白色で基部に濃紫色のブロッチが2つ入り、コントラストが鮮明。有香。花保良好。春(~初夏)咲。中高温性。(低中温性の記述もあり。)
※D.hildebrandii, D.signatum と同種の説があるが、D.hildebrandii, D.signatum にはブロッチがない。
var. aurantiacumの記載も見受ける。
98 bialatum J.J.Smith (Caderia parvula Schlechter:Caderia属は現在は幾人かの植物学者により正当な属とされ、それでこの植物は再びCaderia属とされた。)
パプアニューギニアに分布。
99 bicallosum Ridley スマトラに分布。
100 bicameratum Wallich ex Lindley (D.breviflorum Lindley, D.bolboflorum Falconer ex Hooker f.)
インド、東南アジアに分布。黄色地に茶色の斑点が入る。小花を房状につける。珍種。光は2000-3000。温度は夏の昼の平均23℃、冬の夜の平均2-7℃。冬の水は水やり間は長期間にならぬようにすっかり乾いてもよい。
* bicarinatum Ames and Schweinfurth (現在はFlickingeria bicarinata (Ames and Schweinfurth) A.Hawkesの異名とされている。)
* bicaudatum Kranzlin (D.bicaudatum Reinw. ex Lindleyを参照。)
101 bicaudatum Reinw. ex Lindl. (D.rumphianum Teijsm. & Binnend. D.minax Reichb.f., D.burbidgei Reichb.f. D.antelope Reichb.f., D.demmenii J.J.Smith)
北セレベス、スールー諸島、モルッカ諸島のアンボン島・セラム島に分布。
* bicolor Lindley (現在はEria lindleyi Thwaitesの異名とされている。)
* bicolor Persoon (現在はMaxillaria bicolor Ruiz and Pavonの異名とされている。)
102 bicornutum Schlechter (KranzlinとJ.J.SmithはD.bicornutum SchlechterをD.lobatum (Blume)Miquelの異名としているが、現在の分類学者はこれを異名に含めていない。)
ボルネオに固有。
103 bicornutum (Schlechter) J.J.Smith (Cadetia bicornuta Schlechter : Cadetia属は幾人かの植物学者により正当な属と再び見なされ、それでこの植物は再びCadetia属となった。)
ニューギニアに分布。
* bicostatum J.J.Smith (現在はFlickingeria bicostata (J.J.Smith) A.Hawkesの異名とされている。)
* bidentiferum J.J.Smith (現在はDiplocauliobium bidentiferum (J.J.Smith) Kranzlinの異名とされている。)
* bidupense Gagnepain (現在はEria bidupensis (Gagnepain) Seidenfaden ex Averyanovの異名とされている。)
* bifalce Lindley(1843) (D.chloropterum Reichb.f. & S.Moore(1878), D.breviracemosum F.M.Bail.(1898), D.chloropterum Reichb.f. & S.Moore var. striatum J.J.Smith(1909))
ラトゥーレア節、チモール、ニューギニア、ソロモン諸島、オーストラリアの北クイーンズランドに分布。バルブはこん棒状で15-30㎝。葉は厚肉で長さ10-20㎝、幅4.5㎝。径2.5㎝で緑色~黄色で紫色っぽい茶色の点のある花を2-3輪ずつ次々と多数つける。直立するリップの基部の側片が角のように見える。冬-春咲。花保良好。高温と日当たりが必要で、花後は休眠させる。冬の最低温度15℃。
105 bifarium Lindley (D.excisum Lindley : Seidenfadenは、分類学者は非常に混乱していて分類学者が合意できたときはもっと多くの名前が変わるかもしれないとしている。)
東南アジアに広く分布する。
* bifidum Ridl. (現在はFlickingeria appendiculata (Blume) A.Hawkesの異名とされている。)
* biflorum Kranzlin (D.dactylodes Rchb.f.と同種。)
* biflorum A.Richard (D.cunnighamii Lindleyと同種。)
106 biflorum (Forster) Swartz (Epidendrum biflorum Forsterと同種。)
南太平洋諸島に分布する。
* bigibbum F.Mueller not Lindley (D.affine (Decaisne) Steudelと同種。)
107 bigibbum Lindley フェラエナンテ節、種形容語は、biは2の意、gibbusはこぶの意で、2つのこぶの形をした又は2つの顎の形をした距の意。2つの亜種からなる変異の多い種で、1つはオーストラリア北東部に分布し、3つの変種がある。もう1つは(亜種laratensis)タニンバ諸島に分布する。変種bigibbum はトレスストレイト諸島とニューギニアの両方に分布する。細いバルブは60cm長までになり、ときには紫色っぽい。葉はバルブの上半分につき肉厚で硬い。花茎は頂生し弓状に伸び、紅紫色系の、まれに白色や2色花の花を3-15輪つける。花径3-6cmの中輪花。変種pharaenopsisより大型。変種compactum はバルブ長5-7cmの小型。夏~秋咲。花保良好。排水よく、強光と、成育期の十分な水、冬はごく少ない水、通風よく、花後の休眠が必要。冬の最低温度12℃。成育サイクルのスタートは晩冬から早春なので、鉢植え替えは早く済ませる。鉢植え替え後は成育が活発になるまで定期的に葉にミストを与え、その後水やりを5-7.5㎝長になるまでは新リードにかけないようにする。春の寒い日、雨の日、曇りの日の早朝は水やりをしない。真夏の間は水は週2-3回で、朝のミストは毎日する。温度が33℃以上の夜は軽いミストがよい。夏は湿度を保つ。週ごとの定期的な施肥はよい。板栽培はよいが、鉢植えの場合は排水よくすることが基本。
1-1 subsp. bigibbum var. bigibbum
 (D.sumneri F.Muell.,
 D.bigibbum Lindley var. candidum H.G.Reichb.,
 D.bigibbum Lindley var. sumneri (F.Muell.) F.Muell.,
 D.bigibbum Lindley subvar. candidum (H.G.Reichb.) Veitch,
 D.bigibbum Lindley var. albomarginatum Linden non F.M.Bail.,
 D.bigibbum Lindley var. albopurpuratum Hort.,
 D.bigibbum Lindley var. album F.M.Bail)
 花の色は一般的にvar. superbumより薄い。
1-2 subsp. bigibbum var. superbum Hort.ex Rchb.f.
 (D.phalaenopsis Fitzg.,
 D.bigibbum Lindley var. macranthum F.M.Bail.,
 D.bigibbum Lindley var. phalaenopsis (Fitzg.) F.M.Bail.)
 名前のsuperbumはexcellentの意。この変種はまた変化が多い。主にvar. compactumとはバルブのサイズで区別される。
1-3 subsp. bigibbum var. compactum C.T.White
 (D.bigibbum Lindley var. phalaenopsis (Fitzg.) F.M.Bail. forma compactum (C.T.White) G.L.Piper,
 D.bigibbum Lindley subvar. compactum (C.T.White) St.Cloud,
 D.bigibbum Lindley forma compactum (C.T.White) St.Cloud,
 D.bigibbum Lindley var. superbum Hort.ex Rchb.f. subvar. compactum (C.T.White) Dockr.)
  バルブは短く丈夫で、5-25㎝長だが、通常は10-12㎝長。太陽下でバルブは紫色の色素が多くなり、葉は紫色っぽいブロンズ色によくなる。花序は通常3-10花つけ、var. superbumのように変化が多い。ペタルは少し下方に落ちがちで花序に花がより少ないという点以外はvar. superbumに似ている。ときに白色花又は白色に紫色のリップの花が見られる。
2 subsp. laratensis Clemesa
(D.phalaenopsis Fitzg. var. schroederianum Hort. ex Masters)
 タニンバル諸島に分布し、オーストラリアにはない。
 *forma compactum (C.T.White) St.Cloud (subsp. bigibbum var. compactum C.T.Whiteと同種)
 *var. albomarginatum F.M.Bail. (D.superbiens H.G.Reichb.と同種)
 *var. albomarginatum Linden non F.M.Bail. (subsp. bigibbum var. bigibbumと同種)
 *var. albopurpuratum Hort. (subsp. bigibbum var. bigibbumと同種)
 *var. album F.M.Bail (subsp. bigibbum var. bigibbumと同種)
*var. candidum H.G.Reichb. (subsp. bigibbum var. bigibbumと同種)
 *var. macranthum F.M.Bail. (subsp. bigibbum var. superbum Hort.ex Rchb.f.に同種)
 *var. phalaenopsis (Fitzg.) F.M.Bail. (subsp. bigibbum var. superbum Hort.ex Rchb.f.に同種)
 *var. phalaenopsis (Fitzg.) F.M.Bail. forma compactum (C.T.White) G.L.Piper (subsp. bigibbum var. compactum C.T.Whiteと同種)
*var. sumneri (F.Muell.) F.Muell. (subsp. bigibbum var. bigibbumと同種)
 *var. superbiens (H.G.Reichb.) F.M.Bail. (D.superbiens H.G.Reichb.と同種)
 *var. superbum Hort.ex Rchb.f. subvar. compactum (C.T.White) Dockr.) (subsp. bigibbum var. compactum C.T.Whiteと同種)
 var. superbum Hort.ex Rchb.f. subvar. compactum (C.T.White) St.Cloud
 茎が短く丈夫で、リップが下向きに垂れる。
var. superbum Hort.ex Rchb.f. subvar. superbum
 茎が長く、花が大きく側花弁は後方に反らず、リップの先が尖る。
 *subvar. candidum (H.G.Reichb.) Veitch (subsp. bigibbum var. bigibbumと同種)
 *subvar. compactum (C.T.White) St.Cloud (subsp. bigibbum var. compactum C.T.Whiteと同種)
108 bihamulatum J.J.Smith スマトラの西部に分布。
* bilamellatum R.S.Rogers (D.vexillarius J.J.Smithと同種。)
109 bilobulatum Seid タイ半島の南部、ベトナムのデルタ地域に分布。
110 bilobum Lindley (最近の分類学者の記述はないが、J.J.SmithはD.isochiloides KranzlinとD.koordersii J.J.Smithは異名かもしれないとしている。KranzlinはD.macrum SchlechterはD.isochiloides Kranzlinの異名かもしれないとしている。LindleyとKranzlinはそれらはIsochilus linearis R.Brownと驚くほど似ていることにふれている。)
ニューギニア、ソロモン諸島、バヌアツ、ニューカレドニア、フィジーに分布。
111 biloculare J.J.Sm. 1904 ラトゥーレア節のspectabileグループ。西ニューギニアのみに分布。
* bimorphum J.J.Smith (現在はFlickingeriaの異名とされている。)
* binnendijkii Rchb.f. (現在はFlickingeria fimbriata (Blume) A.Hawkesの異名とされている。)
112 binoculare Rchb.f. ビルマ、ラオス、カンボジア、ベトナムに分布。
113 bipulvinatum J.J.Smith イリアンジャヤに分布。
114 bismarckiense Schlechter パプアニューギニアの北部に分布。
115 blanche-amesii A.Hawkes and A.H.Heller (D.verruculosum Ames :ValmayorはD.verruculosumを取り上げたがD.blanche-amesiiを異名として取り上げなかった。)
フィリッピンに分布。
116 blumei Lindley (ときどきD.blumiiとつづられる。SeidenfadenはD.boothii Teijsm. and Binn.とD.tuberiferum Hooker f.を異名として取り上げているが、これらの名前はSeidenfaden & Woodとしては取り上げなかった。)
タイに分布。バルブの基部は太り、上部は細い。1花茎に2-3花つけ、花は淡いピンクでかわいい、全開はしない。花を年に数回つける。
* blumii Lindley (D.blumei Lindleyを参照のこと。)
+ bochleri (10)に名前だけ登場する。
+ boissyense (10)に名前だけ登場する。
* bolboflorum Falconer ex Hooker f. (D.bicameratum Wall ex Lindleyと同種。)
* bolbophylli Griffith (現在はBulbophyllum griffithii Rchb.f.の異名とされている。)
* bonianum Gagnepain (現在はEria boniana (Gagnepain) Tang and Wangの異名とされている。)
* boothii Teijsm. and Binn (D.blumei Lindleyと同種。)
* borneense Finet (D.pachyphyllum (Kuntze) Bakhuizen f.と同種。)
117 bostrychodes Rchb.f. (ときどきD.bostrichodesとつづられる。)
118 boumaniae J.J.Smith スマトラの西部に分布。
119 bowmanii (1873) Benth. (D.mortii sensu F.M.Bail. (1883,1902) ,D.mortii (誤ってMuellerが著者としたが、正しくはDockrillが著者の D.mortii sensu Dockrill non F.Muell.)
リゾビウム節のグループ2。オーストラリアに分布。名前はE.Bowman に因む。草姿はD.teretifoliumに似ているが、小さい。細い茎が成長するに伴い自らの重さで垂れる。分枝して40-60㎝長になる。葉は円筒形で肉厚で、15㎝長までで通常は6-9㎝長。花茎は葉の付け根から出て極短く、レモンの香りのする花を単独又はペアでつける。淡いクリーミーな緑色~黄色っぽい緑色で、裏側に紫茶色の筋がある。リップは白色で、中央のディスクは淡い緑色。各花は2週間保つ。夏~初冬咲き。暑い夏の間はたくさんの水が必要。最低温度2℃。
* boxallii Rchb.f. (D.gratiossimum Rchb.f.と同種)
* braccatum Lindley (現在はEria braccata Lindleyの異名とされている。)
* brachyacron Schltr. (D.violaceum Kraenzl. subsp. violaceumと同種)
120 brachyanthum Schlechter パラウ諸島、ミクロネシアに分布。
121 brachycalyptra Schlechter パプアニューギニアに分布。
* brachycarpum A.Richard (現在はAngraecum brachycarpum Rchb.f.の異名とされている。)
122 brachycentrum Ridley イリアンジャヤに分布。
* brachypetalum Lindley (現在はBulbophyllum mutabile (Blume) Lindleyの異名とされている。)
* brachyphyta Schlechter (D.vexillarius J.J.Smithと同種。)
* brachypus (Endl.)Reichb.f. (D.macropus (Endl.)H.G.Reichb.f. ex Lindley subsp. macropus (Endl.) P.S.Greenと同種)
* brachystachyum Rchb.f. (Kranzlinはこの植物はD.hookerianum Lindleyの変種と考えられると示唆している。)
* brachythecum F.Muell. & Kraenzl. (D.macrophyllum A.Rich.と同種)
* bracteatum Liave and Lexarza (メキシコ産の植物、これはデンドロビウム属ではない。)
123 bracteosum Reichb.f. (D.chrysolabium, D.dixsoni, D.trisaccatum, D.novaebiberniae)
ペディロヌム節、種形容語は苞多きの意。ニューギニアの比較的低所に広く分布する。バルブは直立、先へ細まり、高さ20-40cm。葉は長打円形、革質、各節につき、長さ5-10cm。落葉した旧バルブに何年にもわたり開花する。花の変異多く、濃紅紫色からピンク色、クリーミィな黄色や緑色っぽい白色などにもかかわらずリップは全てオレンジ色をしている。花は半開性、径約1.5cmの小輪を穂状に短い花茎に密集させる。花保良好(2カ月以上)。秋-冬咲。栽培は中温(夜間最低温度15℃)が必要。
* braianense Gagnepain (D.capillipes Reichb.f.と同種。)
* branderhorstii J.J.Smith (D.angraecifolium Schlechterと同種。)
* brandtiae Kranzlin (D.×superbiens Rchb.f.と同種。)
124 brassii T.M.Reeve & P.Woods ニューギニアに分布。
* brevibulbum J.J.Smith (現在はEpigeneium pulchellum (Ridley) Summerhayesの異名とされている。)
* brevicaule as used by Kranzlin (D.pentapterum Schlechterと同種。)
* brevicaule Ridley (P.van Royenはこの名前をD.rupestre J.J.Smithの異名として取上げているが、Reeve & WoodsはD.brevicaule RidleyをD.vexillarius J.J.Smithの異名として取上げている。)
125 brevicaule Rolfe 西イリアンに分布。2900-4000m。D.cuthbertsonii に似るがより弱い。
1 バルブは径0.5㎝以上、葉は0.7㎝以上 subsp. brevicaule
1 バルブは径0.5㎝以下、葉は0.7㎝以下
 2 側セパルに目立つ隆起はない、高さ1㎜以下 subsp. calcarium
 2 側セパルに目立つ隆起があり、高さ1.5㎜以上 subsp. pentagonum
subsp. brevicaule
 (D.cyatheicola P.van Royen)  東ニューギニアに分布。3350-3800mの高山種。
subsp. calcarium
 (D.calcarium J.J.Smith, D.montistellare P.van Royen forma montistellare, D.montistellare P.van Royen forma albescens P.van Royen, D.quinquecristatum P.van Royen, D.aurantivinosum P.van Royen) ニューギニアに分布。
subsp. pentagonum
 (D.pentagonum Kranzlin, ?D.saruwagedicum Schltr, D.teligerum P.van Royen, D.zaranense P.van Royen) 東ニューギニアに分布。側セパルの外側に3.5㎜の高さの非常に大きな隆起がある。
* brevicolle J.J.Smith (現在はDiplocaulobium brevicolle (J.J.Smith) Kranzlinの異名とされている。)
* breviflorum Lindley (D.bicameratum Wall ex Lindleyと同種。)
* brevifolium Hort. ex Lindley (D.devonianum Paxtonと同種。)
126 brevilabium Schlechter パプアニューギニアの北部に分布。
127 brevimentum Cribb(1986) (この名前はSeidenfadenにより別の種ですでに使われていた。)
スパチュラータ節、モルッカ諸島テルナテ島のみに分布。
128 brevimentum Seid. タイに固有。赤み帯びるancepsタイプの花。
* breviracemosum F.M.Bail. (D.bifalce Lindleyと同種)
129 brinchangense Holttum (ときどきD.brinchangensisとつづられる。)
マラヤの北部に分布。
* brisbanense Reichb.f. (ときどきD.brisbranenseとつづられる。)
(D.macropus (Endl.) Reichb.f. ex Lindley subsp. gracilicaule (F.Muell.) P.S.Greenと同種)
+ bromfield (10)に名前だけ登場する。
. bronckhartii bronckartiiの誤り。
* bronckartii Wildeman (D.amabile (Loureiro) O'Brienと同種。)
カリスタ節、種形容語は人名に因む。インドシナ半島に分布。バルブは90cm長、先端に2-3枚の革質の葉をつける。花茎は淡紫色で房状に多数の花ををつける。花は径5cmで白色、先は淡赤紫色、リップの基部はオレンジ色。春咲。花はD.farmeriに似るが、バルブはD.thyrsiflorumに似て円筒形。 
* brongniartii Kranzlin (現在はEria aporoides Lindleyの異名とされている。)
* broomfieldii (Fitzgerald) Fitzgerald (D.discolor Lindleyと同種。)
130 brunnescens Schlechter パプアニューギニアの北部に分布。
131 brymerianum Reichb.f. デンドロビウム節、ミャンマー、タイ、ラオス、中国南部に分布。種形容語は人名に因む。バルブは30-50cm長で、中央部が太く両端が細く、黄色で硬い。花茎はバルブの頂部近くに側生し1~数花つける。黄色一色花でリップの枝分かれしたフリルが美しい。夏咲。 ORCHIDS(89)によれば「粗い植込と十分な光を与える。」と記述されているが、デンドロビューム(54)では「1200m以上の高冷地の半日陰の涼しい場所にのみ自生する。強光線を嫌う。」と記述されている。冬の最低温度10℃。
var. histrionicum 下級でしばしば自家受粉する。
132 buffumii A.Hawkes (D.roseoflavidum Schlechter 1923 not 1912と同種。)
133 bukidnonense Ames. & Quis. フィリッピンに分布。
+ bulboflorum (10)に名前だけ登場する。
134 bulbophylloides Schlechter not J.J.Smith パプアニューギニアの北部に分布。
* bulbophylloides J.J.Smith not Schlechter (現在はDiplocaulobium kirchianum (A.Hawkes & A.H.Heller) P.F.Hunt & Summerhayesの異名とされている。)
* bulbosum Rojas 1897 (アルジェンチンのラン。)
135 bullenianum Reichb.f. (ValmayorはD.erythroxanthum Rchb.f.とD.topaziacum Amesを異名に含め、KranzlinはD.salaccense Hort.ex Rchb.f. not(Blume)Lindleyも含めた。)
ペディロヌム節、種形容語はR.Bullenに因む。フィリピン、西サモアに分布。バルブは細長く50-100cmにもなる。半下垂性。紫褐色で縦溝が目立つ。葉は披針形、長さ5-7cm、光沢のある濃緑色。落葉したバルブの節から短い花茎を出し、多数の花(10-20輪)を密に房状に付ける。花径2㎝前後、オレンジ黄色でリップは赤色筋が入る。株がよくなると年に3-4回咲く。古いバルブにもよく花をつける。無香。中高温性。十分な光と湿度と冬の最低温度12℃を与えれば栽培は容易。
※異名のtopaziacum はトパーズに似たという語意。紛らわしい名前のD.bullerianum Batem.はD.gratiossimum Rchb.f.と同種で、D.bullenianum Rchb.f.とは別種。
* bullerianum Batem. (D.gratiossimum Rchb.f. と同種)
* bulleyi Rolfe (D.longicornu Lindleyと同種。)
* buluense Schltr. (D.mirbelianum Gaud.と同種)
*var. kauloense Schltr. (D.mirbelianum Gaud.と同種)
136 bunuanense Ames (D.appendiculoides Ames)
* burbidgei Reichb.f. (D.bicaudatum Reinw. ex Lindl.に同じ)
* bursigerum Lindl. (D.secundum (Blume) Lindleyと同種)
137 busuangense Ames (Cribbは、さらなる研究によりこの種がD.taurinum Lindleyの変種にすぎないことを証明するかもしれないと述べている。)
スパチュラータ節、フィリッピン、カラミアン諸島に分布。

以下の表のイニシャル・クリックで種形容語のページにリンクします。
「Tp」は、デンドロビウム全体のトップにリンクします。
A B C D E F G H J K L M
N O P Q S T U V W X Y Z Tp

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント