Mで始まるデンドロビウムの原種

Mで始まるデンドロビウム

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Dendrobium mutabile

デンドロビウムの原種の正名とされる1232種、異名を含めて2000種以上の種について、把握できるものすべてをまとめました。
データが大きいので、種形容名の先頭文字ごとにページを分割して、リンク形式でこのブログが構成されています。
このページは、種形容語のイニシャルがMのデンドロビウムについて書いています。

以下の表のイニシャル・クリックで種形容語のページにリンクします。
「Tp」は、デンドロビウム全体のトップにリンクします。
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N O P Q S T U V W X Y Z Tp


番号 種名 Dendrobium 説明
635 mabelae Gammie インドに固有。
* maboroense Schlechter (D.undatialatum Schlechterと同種。)
* maccarthiae Pfitz (D.maccarthiae Thwaitesと同種。)
636 maccarthiae Thwaites (D.maccarthiae Pfitz)
637 macfarlanei F.Mueller not Reichb.f. or Schlechter (J.J.SmithはD.eboracense KranzlinとD.podagraria Kranzlin not Hookerを異名に含めた。しかしながら、SchlechterはD.podagraria KranzlinをD.odoratum Schlechterの異名に含めた。3種がD.macfarlaneiの異名となるかも知れない。
Lewis and CribbはD.hymenocentrum SchlechterはD.macfarlaneiに非常に似ており、2種の関係は再検討を要す。
H.WoodはD.litorale SchlechterとD.macfarlanei F.Muellerの中間の植物を見つけたと報告し、これらは変種の一部の可能性があるとした。)
ニューギニアに分布。
* macfarlanei Reichb.f. not F.Mueller or Schlechter (D.johnsoniae F.Muell と同種。)
* macfarlanei Schlechter not F.Mueller or Reichb.f. (SchlechterはD.macfarlanei SchlechterをD.eboracense Kranzlinの異名としたが、それはJ.J.SmithがD.macfarlanei F.Muellerの異名にあげている。)
* macgregorii Ames (ときどきD.mcgregoriiとつづられる。D.quisumbingii A.Hawkes and A.H.Hellerと同種。)
638 macgregorii F.Mueller and Kranzlin (ときどきD.mac gregoriiとつづられる。)
パプアニューギニア、ルイジアーデ諸島に分布。
* machostachyum Lindley (D.macrostachyum Lindleyと同種。)
* macraei as used by Rendle (現在はFlickingeria nativitatisの異名とされている。)
* macraei as used by Ames (D.plicatile Lindleyの異名とされるが、それは現在Flickingeria fimbrita (Blume)A.Hawkesの異名とされている。)
* macraei Lindley (現在はFlickingeria macraei (Lindley)Seidenfadenの異名とされている。)
* macranthum de Vriese ex Lindley not Hooker or A.Richard (現在はEria elongata Lindleyの異名とされている。)
* macranthum Hook.f. not de Vriese ex Lindley or A.Richard (D.anosmum Lindl. と同種。)
* macranthum Miquel (D.anosmum Lindl. と同種。)
640 macranthum A.Rich. (D.arachnostachyum Reichb.f., D.tokai Reichb.f. var. crassinerve Finet, D.pseudotokai Kraenzl.)
スパチュラータ節。サンタクルーズ諸島、バヌアツ、ニューカレドニアに分布。
641 macraporum J.J.Smith スラウェシに固有。
642 macrifolium J.J.Smith イリアンジャヤに分布。
* macrocarpum A.Richard (Schlechterは、この名前はD.palawense Schlechterの議論のときに述べたが、詳しい情報はわからない。)
643 macrogenium Schlechter パプアニューギニアの北東部に分布。
* macrogerion Schlechter (Thorne and Cribbによりリスとされたが、この種のリファレンスは見あたらない。)
644 macrolobum (Schlechter)J.J.Smith (Cadetia macroloba Schlechter :Cadetiaは現在正当な属と幾人かの植物学者に認められ、それゆえこのしょくぶつはふたたびCadetiaになるかも知れない。)
イリアンジャヤに分布。
* macrophyllum Ames not Lindley or A.Richard (MerrillとValmayorはD.macrophyllum AmesをD.ternatense J.J.Smithの異名にあげたが、それはCribbがD.macrophyllum A.Richardの異名に含めている。)
* macrophyllum Lindley not Ames or A.Richard (D.anosmum Lindleyと同種。)
645 macrophyllum A.Rich.(1834) (D.veichianum Lindl.(1847), D.felox Hassk.(1855), D.sarcostoma Teijsm. & Binnend. ex Miq.(1855), D.macrophyllum var. veitchianum (Lindl.) Hook.f.(1867), D.brachythecum F.Muell. & Kraenzl.(1894), D.ternatense J.J.Sm.(1909), D.psyche Kraenzl.(1910), D.tomohonense Kraenzl.(1910), D.musciferum Schlechter(1914))
ラトゥーレア節のmacrophyllumグループに分類される。種形容語は大きな葉の意。フィリピン、ジャワ、ニューギニア、ニューカレドニア、フィジィ、サモアに広く分布。バルブは棍棒状でやや扁平で、基部は細まり、褐色を帯び、縦溝が入る。高さ20-30cm、バルブ頂に幅広い革質の葉を2-3枚つける。葉は楕円形で長さ約30cm幅約12cm。花茎は頂生し、ほぼ直立、高さ約30cm、上部に形のおもしろい花を5-20輪つける。花は色と大きさに変化が有りる。一般種は、緑色っぽい白色~黄色までに紫色の模様が入る。リップは褐色の筋が入る。花は平開し、径約5cm、肉厚、セパルと子房の外側は白色のはり毛又は毛に覆われる。同じバルブに2-3年花をつける。有香。(特異なにおい)。花保良好。春~夏咲。高温性。異名のmusciferum は過去広く使われた名でコケのようなの意。光は2500-3500、温度は年間を通じて昼の平均23-27℃、夜の平均19-20℃、水は年間与える、年間を通じて育成環境を保つ。
(muschiferumは誤り)
*var. stenopterum Rchb.f. (D.polysema Schltr.と同種。)
* macropodum Hk.f. (現在はEpigeneium macropodum (Hk.f.)Summerhayesの異名とされている。)
* macropus Bentham and Hooker (Kewensisのインデックスに含まれていて、ノーフォーク島に産する植物と報告されている。次の種の記述ではないかと思われる。)
646 macropus (Endl.) Reichb.f. ex Lindley デンドロコリネ節、オーストラリア東南部に分布。バルブは細く棒状で直立し、草丈30-80㎝、頂部に6葉までをつける。葉は槍先形、革質、長さ10-15cm。花茎は頂生し高さ10cmほどで40花までをつける。花は平開し径1-2cm、肉厚、距は短く、黄色~黄緑色で、外側に赤~茶色の斑点がある。リップは黄色でいくつかの赤~茶色の模様がある。有香。
 D.macropus (Endl.) Reichb.f. ex Lindley(1859)とD.brachypus(Endl.) H.G.Reichb.(1877)はD.gracilicaule F.Muell.(1859)の1つの型にすぎない。しかし、より早い名前のD.macropus とD.brachypusは奇形で(リップがペタルと同様な形をしていて閉鎖花である)、植物命名国際規則で奇形に基づく名前は禁止されていた。1つの名前の下に1つの種のすべての変種を入れてすっきりさせる方法を残して、1975年に制限されていた奇形種の名前の使用の優先権にかかる条項が削除された。そして名前がP.S.Greenにより変えられた。名前は、バルブが長いので、長い足を意味するmacropusから来ている。
 (冬)春咲。中高温性。排水よく植えること。冬の最低温度2℃。
subsp. gracilicaule (F.Muell.) P.S.Green (D.gracilicaule F.Muell., D.elongatum A.Cunn, D.brisbanense Rchb.f., D.comptonii Rendle, Callista gracilicaulis (F.Muell) O.Ktze.) 
名は、細いの意のgracilisと細長い物の意のcaulisから来ている。非常に細いバルブは90㎝までで通常は30-40㎝長。葉は頂部近くにつく。花序は若い茎は頂部近くにつくが、古い茎にはより下につけ、香りのある花を数個から40までつける。花は緑黄色から明るい黄色まであり、通常くすんだ黄色で、外側には赤茶色の変化のあるたくさんの斑点がある。黄金色で全く斑点がない花もある。リップは通常くすんだ黄色で数個の赤茶色の斑点がある。個々の花は3-4週間、花序全体では1ヶ月保つ。
subsp. howeanum Maiden (D.gracilicaule F.Muell. var. howeanum Maiden)
バルブは典型変種より太く、めったに40㎝長にならない。花序はより短く、花は黄金色から淡黄色、ときにはクリーム色。リップはクリーム色で赤ピンク色の模様がある。
subs. macropus (Endl.) P.S.Green (D.brachypus (Endl.) H.G.Reichb.)
バルブは12-25㎝で縦筋がある。花序は頂部から出て8-10の黄緑色からクリーム色の花を付ける。
647 macrostachyum Lindley (ときどきD.machostachyumとつづられる。D.gamblei King and Pantling)
648 macrostigma J.J.Smith モルッカ諸島に分布。
649 macrum Schlechter (KranzlinはD.macrumをD.isochiloides Kranzlinの異名にあげたが、Schlechterはそれぞれは別の種とした。)
パプアニューギニアの北部に分布。
* maculatum H.B. and K. (現在はMaxillaria maculata Lindleyの異名とされている。)
* maculosum J.J.Smith (現在はFlickingeria maculosa (J.J.Smith)Hunt and Summerhayesの異名とされている。)
* madonnae Rolfe (D.rhodostictum F.Muell & Kranzlinと同種。)
* madrasense A.Hawkes (D.aphyllum (Roxburgh)C.Fischerと同種。)
650 magistratus Cribb スパチュラータ節、パプアニューギニアに分布。
* magnificum Schlechter (現在はCadetia maideniana Schlechterの異名とされている。)
651 maierae J.J.Smith スンダ諸島に分布。
652 majus (Schlechter)J.J.Smith (Cadetia major Schlechter :Cadetiaは現在幾人かの植物学者により正当な属と受け入れられている、それでこの植物は再びCadetiaと考えられるかも知れない。)
パプアニューギニアに分布。
653 malacanthum Kranzlin パプアニューギニアに分布。
* malaitense Rolfe (D.kietaense Schlechterと同種。)
* malayanum Carr. (D.longicolle Lindl.と同種。)
654 malbrownii Dockr. モナントス節 オーストラリアに分布。
655 maleolens Kranzlin スラウェシの南東部に分布。
656 maliliense J.J.Smith (オリジナルはCadetia節の一部として記述されたが、それは現在別の属とされている。)
スラウェシの中央部に分布。
657 maluense (Schlechter)J.J.Smith (Cadetia quadriquetra Schlechter :Cadetiaは現在は幾人かの植物学者により正当な属とされ、それゆえこの植物は再びCadetiaになるかも知れない。)
パプアニューギニアの北西部に分布。
658 malvicolor Ridley ジャワ東部とスマトラに分布。
* mamberamense J.J.Smith (現在はDiplocaulobium mamberamense (J.J.Smith)A.Hawkesの異名とされている。)
+ mangificum Schltr. neworchids67に名前だけ登場する。
* manillense Schlechter (ときどきD.manilenseとつづられる。それは現在はAppendicula cornuta Blumeの異名とされている。)
659 mannii Ridl. (Seidenfaden and WoodはD.manniiのいくつかのクーロンは誤ってD.terminale Parish and Rchb.f.と分類された。SeidenfadenはインドシナにおいてD.manniiとD.nathanielis Rchb.f.の同定の似た問題があると述べた。)
インド、東南アジアに分布。
660 maraiparense J.J.Wood and C.L.Chan (この植物の記述は刊行中で、まだ有効でない。)
ボルネオに分布。
661 margaretae T.M.Reeve (ときどきD.margaretiaeとつづられる。)
パプアニューギニアに分布。
* margaritaceum Finet (D.christyanum Reichb.f.と同種。)
* marginatum Bateman (D.xanthophlebium Lindl.と同種。)
* marginatum Teijsm. & Binnend. (Epigeneium cymbidioides (Blume) Summerh.と同種。)
662 maritimum J.J.Smith イリアンジャヤに分布。
663 marivelense Ames (D.parciflorum Kranzlin not Rchb.f. ex Lindley)
フィリッピンに分布。
664 marmoratum Rchb.f. この種はビルマに産すると報告されている。
* marseillei Gagnepain (D.jenkinsii Wallich ex Lindleyと同種。)
665 masarangense Schlechter (Lewis and CribbとKoresはD.pumilio Schlechterのみを異名にあげている。
 Reeve and WoodはOxyglossum節の再検討において、D.masarangenseを変種的な類似と見なし、次の異名のリストを編集した。
 D.masarangense subsp. masarangense(白色の花)として、D.pumilio Schlechterの異名を含む。
  D.masarangense subsp. theionanthum (Schlechter) Reeve and Wood var. theionanthum(花は色がつき、子房はなめらか又は短い突起がある)としてD.caespitificum Ridley, D.frigidum Schlechter, D.gemma Schlechter, D.monogrammoides J.J.Smith, D.pseudofrigidum J.J.Smith, D.theionanthum Schlechterの異名を含む。
 D.masarangense subsp. theionanthum var.chlorinum (Ridley) Reeve and Wood(花は色がつき、子房に毛がある)としてD.chlorinum Ridleyの異名を含む。)
 D.masarangense subsp. masarangenseはスラウェシからフィージーまでの広い地域に分布する。D.masarangense subsp. theionanthum var.theionanthumはニューギニアに分布する。D.masarangense subsp. theionanthum var.chlorinumはイリアンジャヤにだけ分布する。
subsp.theionathum ニューギニア、花はvexillariusタイプで白にリップがオレンジ色。葉は松葉のよう。草丈1-2㎝。
* masonii Rupp (現在はDiplocaulobium masonii (Rupp)Dockrillの異名とされている。)
666 mastersianum F.Mueller and Kranzlin パプアニューギニアに分布。
* mattangianum Kranzlin (D.bicostatum J.J.Smithの異名とされているが、それは現在はFlickingeria bicostatum (J.J.Smith)A.Hawkesの異名とされている。)
657 mayandyi Reeve & Renz (ときどきD.myandiiとかD.myandyiiとつづられる。)
ラトゥーレア節のpunamenseグループ。東ニューギニア、ニューブリテイン、ニューアイルランドに分布。
* mayrii J.J.Smith (現在はCadetia mayrii (J.J.Smith)P.Huntの異名とされている。)
* mega Kranzlin (D.pandaneti Ridl.と同種。)
658 megaceras Hk.f. マラヤに分布。
* megalanthum Schlechter (SchlechterはD.megalanthumの名前をDiplocaulobium grandiflorum Ridleyに用いたが、彼は有効な出版をしなかった。)
* megalorhizum Kranzlin (D.sarcochilus Finetと同種。)
+ megistratuse neworchids67に名前だけ登場する。
* mekynosepalum Schlechter (現在はDiplocaulobium mekynosepalum (Schlechter)Kranzlinの異名とされている。)
+ meianophthalrnum (D.pendulum * D.wardianum)
669 melaleucaphilum M.Clements and D.Jones (通常は、D.tetragonumの仲間の1つと考えられている。)
オーストラリアの東部に分布。
* melananthum (著者不明) (この名前は、D.pendulum Roxburghの異名として1度取り上げられたが、Hookerは、それはD.pendulum RoxburghとD.wardianum Warnerの交雑であると述べた。)
* melanochlamys Holttum (Holttumは、この植物はD.villosulum Wallich ex Hooker not Lindleyの異名であるとした。しかし、Seidenfaden & WoodはD.villosulum Lindleyの異名と見なした。)
670 melanolasium A.Gilli パプアニューギニアに分布。
* melanophthalmum Rchb.f. (D.pendulum Roxb. と同種。)
671 melanostictum Schlechter パプアニューギニアの北部、イリアンジャヤ、サンタクルーズ諸島に分布。
672 melanotrichum Schlechter ニューギニアに分布。
673 melinanthum Schlechter パプアニューギニアの北部に分布。
674 meliodorum Schlechter パプアニューギニアの北部に分布。
675 mellicolor J.J.Smith スマトラの西海岸に分布。
* mellitum Ridl. (D.clavator Ridl.と同種。)
* meltkeanum Kranzlin (D.mettkeanum Kranzlinと同種。)
* mendoncanum Hawkes (D.austrocaledonicum Schlechterと同種。)
* mentosum Schlechter (現在はFlickingeria fimbriata (Blume)A.Hawkesの異名とされている。)
676 merrillii Ames. (D.aloifolium Rchb.f. as used Kranzlin :Merrill and Valmayor、彼はAmesを引用したが、D.aloifolium Rchb.f.を異名に含めた。)
* mesochlorum Lindley (D.amoenum Wallich ex Lindleyと同種。)
677 metachilinum Reichb.f. (D.rorulentum Teijsm. and Binn.)
タイ、マラヤ、シンガポール、スマトラ、サラワクに分布。茎は堅く、葉が密につく。花芽はごく小さい。花は緑色っぽいオレンジ色。リップはコラムに接近している。リップに2本の隆起線がある。有強香。
678 metrium Krzl. (D.modestum Ridley not Rchb.f.)
マラヤに分布。
* mettkeanum Kranzlin (ときどきD.meltkeanumとつづられる。現在はDiplocaulobium nitidissimum (Rchb.f.) Kranzlinの異名とされている。)
* mexicanum Prest (現在は詳しく述べられていないGovenia属の種の異名とされている。)
* ×micans Rchb.f. D.wardianum WarnerとD.lituiflorum Lindleyとの自然交雑種。
* micholitzii Rolfe (D.hymenanthum Rchb.f.と同種。)
* micranthum (Griff.) Lindl. (D.aloefolium (Blume)Reichb.f.と同種。)
* micranthum Swartz not (Griff.) Lindl. (現在はStelis micrantha Swartzの異名とされている。)
* microblepharum Schlechter (D.vexillarius J.J.Smithと同種。)
679 microbulbon A.Rchard (ときどきD.microbolbonとつづられる。異名にD.crispum DalzellとD.humile Wightを含む。)
インドの西部に分布。
* microchilum Ames (地位は不明。この名前はLove & Solbrigにより染色体数のリストで使われた。後の著者はこの情報を他の染色体数のリストで使用したが、この名前の他の使用は見あたらない。この植物のオリジナルの記述は見あたらず、おそらくこの情報はDendrochilum microchilum Amesに用いられるものと思われる。)
* microchilum Dalzell (D.microchilosともつづられる。それは現在はEria dalzelli Lindleyの異名とされている。)
+ micrographyllum (19)にボルネオ産と記載されているが詳細不明。
680 microglaphys Rchb.f. (D.callibotrys Ridley)
マラヤの南部、シンガポール、ボルネオに分布。
681 microglossum Schlechter パプアニューギニアの北東部に分布。
* micronephelium J.J.Smith (正しくは移されなかったが、Schlechterはこの名前をCadetia micronephelia (J.J.Smith) Schlechterの異名と見なした。)
* microphyton L.O.Williams (現在はCadetia microphyton (L.O.Williama) E.A.Christiansonの異名とされている。)
682 millarae Hawkes (D.dischorense Schlechter 1912 not 1910)
パプアニューギニアの北部に分布。
* milliganii F.Muell. (D.striolatum Reichb.f.と同種。)
683 mimiense Schlechter (1993年にDaucey and CribbはD.mimienseをD.constrictum J.J.Smithの異名とした。)
パプアニューギニアの北部に分布。
* minahassae Kranzlin (D.heterocarpum Lindleyと同種。ComberはD.minhassaeとしてリストしている。)
* minax Reichb.f. (D.bicaudatum Reinw. ex Lindl.に同じ。)
684 mindanaense Ames フィリッピンに分布。
+ miniense ペディロヌム節。ニューギニア島の中高地に分布。栽培はやや困難、湿度の高い環境を好み、夏期は涼しくする。mimienseの誤りと思える。
685 minimiflorum A.Gilli パプアニューギニアに分布。
686 minimum Ames and Schweinfurth ボルネオに分布。
* minjemense Schlechter (現在はDiplocaulobium minjemense (Schlechter)A.Hawkesの異名とされている。)
* minutiflorum Gagnepain (現在はEria eriopsidobulbon Parish and Rchb.f.の異名とされている。)
* minutiflorum Kranzlin (Kranzlinはこの種をニューカレドニアに産すると記述したが、N.Halleはそれを除いた。)
687 minutiflorum S.C.Chen and Z.H.Tsi 中国に分布。
688 minutigibbum J.J.Smith スマトラに分布。
* minutissimum F.Mueller (現在はBulbophyllum minutissimumの異名とされている。)
* minutum Schlechter (D.delicatulum Kranzlinと同種。)
* mirandum Schlechter (現在はFlickingeria miranda (Schlechter)F.G.Briegerの異名とされている。)
689 mirbelianum Gaudich not J.J.Smith (D.rosenbergii Teijsmann et Binnend., D.polycarpum H.G.Reichb., D.giulianettii F.M.Bail, D.aruanum Krzl., D.buluense Schltr., D.buluense Schltr. var. kauloense Schltr., D.wilkianum Rupp.
スパチュラータ節、ニューギニア、モルッカ諸島、オーストラリアに分布。草姿はデンファレのようで、バルブは30-50㎝。葉は茎全体に突き、多肉質で革質。花茎はバルブの上部から3本出て20-30㎝。径6㎝の花を10-15輪つける。花は淡黄色~濃褐色。セパルは披針形、ペタルはさじ形でともに全体がわずかにねじれる。リップは前方に向く。自家受粉のため地域の個体差が著しい。花保良好2ヶ月。春(冬~秋)咲。
mirbellianumは誤り。
* mirbelianum Rchb.f. (地位は不明。SchlechterはCeratobium節の議論においてこの種を述べているが、オリジナルの記述やこの種の他のレファレンスは見あたらない。)
* mirbelianum J.J.Smith not Gaudich (D.calophyllum Rchb.f.と同種。)
* mischobulbon Schlechter (現在はDiplocaulobium mischobulbon (Schlechter)A.Hawkesの異名とされている。)
690 miserum Rchb.f. インドの北東部のアッサム地域に分布。バルブは5cmの小型種。バルブ頂より花茎を1-2本出し、径1cmの花を数輪つける。セパル、ペタルは白色で基部は淡緑色。リップは淡緑白色に褐色の筋が少し入る。
691 mitriferum J.J.Smith (J.J.Woodは、D.mitriferum f.alpinum J.J.SmithをD.subclausum Rolfe var. subclausumの異名と見なした。)
(D.subclausum Rolfeと同種。)
イリアンジャヤに分布。
692 miyakei Schltr. (D.hainanense Masamune and Hayata not Rolfe, D.irayense Ames and Quisumbing, D.pseudo-hainense Masamune, D.victoriae-reginae Loher var. miyakei (Schlechter) Liu and Su.H. :WoodはD.miyakeiとD.irayenseは別のものと信じている。)
ペディロヌム節、種形容語は人名三宅による。台湾に分布。茎は棒状、30-50cm長。数年間にわたり生育する。葉は長楕円形、長さ5-10cm、光沢のある革質、バルブの各節につく。花は落葉後のバルブの上部の節に、D.bullenianum Reichb.f.の様に短い花序に房状に多数付ける。古いバルブにも数年間にわたり花序をつける。濃紅紫色に濃紫色の筋が全体に入る。リップの形や色はセパルに似ている。1年に2度咲くこともある。無香。中高温性。
693 miyasakii Ames & Quis. フィリッピンに分布。
694 modestissimum Kranzlin ボルネオのサラワクに分布。
695 modestum Reichb.f. フィリッピンに分布。
* modestum Ridley (D.metrium Kranzlinと同種。)
. mohleanum (mohlianumの誤り)
696 mohlianum Reichb.f. (KoresはD.neo-ebudanum Schlechterだけを含めたが、Lewis & CribbはD.vitellianum Kranzlinも含めた。)
カリプトロキルス節、ソロモン、バヌアツ、ニューヘブリデス諸島、フィージー、サモアの海抜700-2,000mに分布。バルブは細く棒状で直立し丈夫、40-60㎝で、槍先状の葉がつく。前年の落葉したバルブの節々に径2.5㎝の小花を数花ずつつける。花は、ろう質の厚弁、セパル・ペタルは輝きのある濃オレンジ色、赤色。ときにフードのようなリップの先は菫色になっている。フィリピンのDen.guerreroiに似ているが、色とリップの形が全く異なる。花保良好。強健との記述もあるが、苗の段階は栽培困難。夏咲。中低温性。光は2000-3000、温度は年間を通じて昼の平均24-27℃、夜の平均18-21℃、水は年間を通じて与え、年間を通じて育成環境を保つ。
mohleanumは誤り。
* moirianum A.Hawkes and A.H.Heller (D.rutriferum Rchb.f.と同種。)
697 molle J.J.Smith イリアンジャヤに分布。
698 moluccense J.J.Smith (D.atropurpureum J.J.Smith not Miquel)
モルッカ諸島に分布。
* monanthum Teijsm. and Binn. (D.prostratum Ridleyを参照のこと。)
* monile (Thunb.) Kraenzl. (D.moniliforme (L.) Sw. と同種。)
* moniliforme Lindley not Swartz (D.linawianum Rchb.f.と同種。)
699 moniliforme (L.) Sw. ( D.catenatum Lindl., D.monile (Thunb.) Kranzl., D.japonicum Lindl.)
デンドロビウム節の1グループに分類される。南日本、朝鮮半島、台湾に分布。名はじゅず状の意。和名はセッコク。1753年にCarl von LinneがEpidendrum moniliformeとして記述したが、1799年にO.SwartzがDendrobium属に移した。デンドロビウム属の典型種になっている。細いバルブは40cm長までになりしばしば大きな株になる。1又は2花性の花が落葉した茎につき、白色又はピンク色で、リップの基部は緑色っぽい黄色でいくつかの赤-茶色の点がある。古典園芸植物として、斑入り、花の色変わりなど、さまざまな園芸品種が知られている。通風よく、冬は乾燥休眠で最低温度6℃がよい。 
※yunnanense 中国産石斛
* moniliforme McLeay ex F.Mueller (Clementsはこれは無効な名前と述べている。)
* monodon Krzl. (D.johnsoniae F.Muell と同種。)
* monogrammoides J.J.Smith (D.masarangense Schlechterと同種。)
* monophyllum R.Brown (Schlechterはこの名前をDendrocoryne節の論議の中で使ったが、他のレファレンスは見あたらない。)
700 monophyllum F.Muell. (D.tortile A.Cunn. non Lindley)
オーストラリア北東部に分布。バルブは10cmで紡錘形。地下茎より立ち上がり、薄い葉を1-2枚つける。バルブ頂より花茎10cmを出し、花は下向きに黄緑色の小輪花を1茎に5-10輪付ける。花保良好。有香。春咲。
701 montanum J.J.Smith ジャワ島西部の標高1300-2000mに自生する。カリカルフェラ節。夏期は涼しくする。美しい淡ピンクの中輪でリップにオレンジ色が入る。沢山咲き見事。
* montedeakinense F.M.Bailey パプアニューギニアに分布。詳細不明。
702 monticola Hunt.& Summerh. (HuntはD.alpestre Royle not SwartzとD.roylei A.Hawkes and A.H.Hellerを含めた。SeidenfadenはD.pusillum D.Don, D.roylei Hawkes, D.roylei Hiroeも含めた。彼は、おそらくD.monticolaはD.langbianense Gagnepainの異名であろうと述べた。)
ヒマラヤの北西部に分布。
* montigenum Ridkey (D.dekockii J.J.Smith と同種。)
* montis-movi Kranzlin (現在はGlossorhyncha macdonaldii Schlechterの異名とされている。)
703 montis-sellae Kranzlin パプアニューギニアに分布。
* montistellare P.van Royen (D.brevicaule Rolfeと同種。)
* montis-yulei Kranzlin SchlechterはD.montis-yuleiを疑わしい種にあげた。CribbはD.montis-yuleiが典型標本を欠くために排除し、D.terrestre J.J.Smithと深い関係あるいは同一種であろうと示唆した。
704 mooreanum Lindl. 1851 (D.petri Rchb.f. 1877, D.fairfaxii Rolfe 1889, D.quaifei Rolfe ex Ames 1933, D.priscillae A.D.Hawkes 1957)
ラトゥーレア節のjohnsoniaeグループ。バヌアツに分布。
705 moorei F.Muell. デンドロコリネ節、オーストラリアに分布。300-750mの山森に着生。
706 moquetteanum J.J.Smith ボルネオに分布。
707 morotaiense J.J.Smith モルッカ諸島の北部のモラタイに分布。
708 morrisonii Schlechter (通常D.purpureum Roxburghの異名にあげられるが、1993年にDauncy and Cribbは種の地位に復権させた。)
バヌアツ諸島に分布。
* mortii as used by Dockrill not Bentham or F.Mueller (D.bowmanii Benthamと同種。)
* mortii sensu F.Muell. (D.bowmanii Benth.と同種。)
709 mortii F.Muell. (D.tenuissimum Rupp, D.robertsii F.Muell. ex Rupp)
オーストラリアの東部に分布。板栽培が合う。冬の最低温度4℃。
* mortii Benth. non F.Muell. (D.schoeninum Lindleyと同種。)
710 moschatum (Buch.Ham.) Sw. (Epidendrum moschatum Buch.Ham., D.calceolaria Carey, D.cupreum Herbert, Cymbidium moschatum (Buch.Ham.)Willd.)
デンドロビウム節の4グループ。種形容語はジャコウの香りがあるの意。インド、ヒマラヤ、ミャンマー、ラオス、ベトナムに分布する。 バルブは肉質で1.8mにもなる大形種で、全体に葉がつく。葉は15㎝で披針形、革質で尖る。古い茎の上部から20㎝ほどの花茎を伸ばし、10-15輪をつけて下垂する。花は径6-8㎝で淡黄色、リップは袋状で細毛を密生するし、栗色の斑点が2個ある。有ジャコウ微香。大型種であることと開花期間が短いことにより人気はあまりない。初夏咲。花命短い(7日)。強健種。光は3000-4000、温度は夏の昼の平均27-31℃、冬の夜の平均9-11℃(冬の最低温度6℃)、水は冬は少なくする。排水よく植える。
var. calceo-laria (D.calceolaria Carey)
var. cupreum (D.cupreum Herbert) 花に紫色の筋がない。
* moschatum Griffith not (Buch.-Ham.)Swartz or Wallich ex D.Don (Kewensisのインデックスではこの名前を著者名なしのD.pulchellumの異名に含めている。)
* moschatum Wallich ex D.Don (D.calceolaria Carey ex Hookerの異名だが、それは現在はD.moschatum (Buch.-Ham.)Swartzの異名とされている。)
* mouanum Guillaumin (現在はGlossorhyncha macdonaldii Schlechterの異名とされている。)
* moulmeinense Hort.,Low ex Warner and Williams (D.infundibulum Lindleyと同種。)
* moulmeinense Parish ex Hooker.f. (典型標本はビルマのモールメインに産すると報告された。KranzlinはD.moulmeinenseをD.dixanthum Rchb.f.の異名に含めたが、Seidenfadenはこれを異名とするのを留保し、研究のために生体が必要と述べた。)
711 mucronatum Seid. タイに固有。
* mucronulatum Planchon (Kranzlinは無効な名前にリストした。)
* muellerianum Schltr. (D.agrostophyllum F.Muellと同種。)
* multicaule Teijsm. and Binn. (現在はEria muscicola Lindleyの異名とされている。)
* multicostatum J.J.Smith (D.hosei Ridleyと同種。)
* multiflorum Parish and Rchb.f. (D.nathanielis Rchb.f.と同種。)
* multiflorum Ridley (D.sarawakense Merrilと同種。)
712 multifolium Schlechter パプアニューギニアの北部に分布。
713 multilineatum Kerr ラオスに分布。
* multilobatum Guillaumin (D.oppositifolium (Kranzlin)Halleと同種。)
714 multiramosum Ames フィリッピンに分布。
715 multistriatum J.J.Smith イリアンジャヤに分布。
716 munificum (Finet)Halle (D.muricatum Finet var.munificum Finet :D.munificumの名前は、最初Schlechterにより述べられたが、彼は正規に移さなかった。)
(Inobulbon munificumとしても販売されている。)
イノブルボン節(属としているカタログが多い。)。ニューカレドニアに分布。バルブの節に長い毛が生える。花茎に沢山の花がつく。下垂性。中高温性。光は1500-2500(栽培は半日陰)、温度は夏の昼の平均27-28℃(夏期涼しくとの記述もある)、冬の夜の平均12℃(最低5℃)、水は年間を通じて与える(年間を通じて朝夕のシリンジが有効)。バルブの毛は取らない。
717 muricatum Finet (HalleはD.muricatum Finet var.munificum FinetをD.munificum (Finet)Halleの異名に含めた。)
ニューカレドニアに分布。
* murkelense J.J.Smith (D.nebularum Schlechterと同種。)
* muscicola Lindley (しばしばEria muscicola Lindleyの異名とされる。1982年にSeidenfadenはD.muscicolaの名前に関する混乱を討議した。)
* musciferum Schltr. (D.macrophyllum A.Rich.と同種。)
(muschiferumは誤り)
718 mutabile (Blume)Lindley (Onchium mutabile Blume, O.rigidum Blume :他に、D.rigescense Miquel, D.rigidum Lindley, D.sclerophyllum Lindley, D.triadenium Lindleyを異名に含む。名前はときどきD.mutableとつづられる。さらに、KranzlinはD.firmum Steudelを異名に含む。)
ジャワの西部、スマトラに分布。茎は通常20-30㎝長だが、ときには91㎝にもなる。細くて込み合い、ときに中央が太り、立ち性か垂れる。赤い筋があり年とともに皺ができる。葉は、3-10枚で、常緑の葉は5-10㎝長。披針形で鈍頭。裏面の横側は紫色に染まる。花序は18㎝長で、葉のない茎の頂部にでき、4-15花つける。花は3㎝径。セパルは尖り、丸いペタルの縁は波立つ。花弁は白色で、時々ローズ色やバイオレット色に染まる。白色のリップは黄色の隆起があり、中央裂片に深い切れ込みがある。距は短い。色は時々変化がある。開花は2週間続く。無香。光は1800-2400。温度は年間を通じて昼の平均は24-27℃、夜の平均は18-19℃。水は春から秋の間は非常に多く、冬はやや少ない。年間を通じて栽培環境を確保する。
別の記述で、インドネシア・フローレンス島、バルブの中央部は太く先は細い。上部の節から短い花茎に鮮桃色の型の良い小輪花を5-10輪着花。
また別の記述で、インドから沖縄まで広く分布する。花は2㎝径、ペタルとセパルの幅は1㎝、10㎝長の花茎に多数咲く。桜のような可愛い花をバルブの節に何輪も付ける。株ができると、順々に咲き続ける。開花期は11~5月。(ただし、この記述において、分布が広すぎる点と花茎が長すぎるのが疑問である。)
* myosurus (Forst.f.)Swartz (現在はOctarrhena myosurus (G.Forster)P.F.Hunt[Oberonia myosurus (G.Forster) Lindley]の異名とされている。)
* myrticola Kranzlin (D.closterium Rchb.f.と同種。)
719 mystroglossum Schlechter パプアニューギニアに分布。

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「Tp」は、デンドロビウム全体のトップにリンクします。
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