Pで始まるデンドロビウムの原種

Pで始まるデンドロビウム

palpebrae3.jpg
Dendrobium palpebrae

デンドロビウムの原種の正名とされる1232種、異名を含めて2000種以上の種について、把握できるものすべてをまとめました。
データが大きいので、種形容名の先頭文字ごとにページを分割して、リンク形式でこのブログが構成されています。
このページは、種形容語のイニシャルがPのデンドロビウムについて書いています。

以下の表のイニシャル・クリックで種形容語のページにリンクします。
「Tp」は、デンドロビウム全体のトップにリンクします。
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番号 種名 Dendrobium 説明
788 paathii J.J.Smith ボルネオに分布。
789 pachyanthum Schlechter 1911 not 1912 ボルネオに分布。
* pachyanthum Schlechter 1912 not 1911 (D.katherinae A.Hawkesと同種。)
* pachyceras F.Mueller and Kranzlin (D.hollrungii Kranzlinと同種。)
790 pachyglossum Par.& Reichb.f. (D.abietinum Ridley, D.fallax Guillaumin)
タイに分布。バルブは細長く27cm。新バルブの葉鞘部には短い茶色の毛がある。葉は肉厚で光沢があり線型。小花を1節に1-3輪ずつ数カ所につける。セパルはごく小さく幅1mm、長さ4mm。逆さに咲く。花はつやのある淡褐色。リップは白で弁先が淡緑色。入手困難。夏咲。光は3000-3500、温度は年間を通じて昼の平均26-28℃、夜の平均17-18℃、水は年間を通じて与え、年間を通じて生育環境を保つ。
791 pachyphyllum (Kunze) Bakh.f. (Callista pachyphylla Kunze, D.borneense Finet, D.carnosum Teijsm. and Binn., D.perpusillum Balakrishman, D.pisibulbum Guillaumin, D.pumilum Roxburgh, D.pusillum (Blume)Lindley :D.quadrangulare Rindley not Parish and Rchb.f.の名前はときどき誤ってD.pachyphyllumに属する植物に用いられる。Seidenfadenはこの植物の名前と異名の混乱を議論した。しかしながら、Seidenfaden & WoodはD.pumilum Roxburghだけを異名に含めている。)
東南アジアに分布。着生で小さく、高さ10-15㎝にしかならない。茎は細長く、1-2の節間を持ち、上方で膨らんでいる。先端に厚く細い2枚の葉がある。花は2つの葉の間から1花つける。セパルとペタルは白-白地で桃色の筋がある。不定期咲。開花期間はごく短い。有強香。厚く湿った気候に耐える。光は2500-3500fc。温度は年間を通じて昼の平均29-33℃、夜の平均21-24℃。高温性だが、広い高低に生育するのでもう少し低温にも適応する。水は春-秋は非常に多く冬は少なくする。生育環境は年間を通じて確保する。
792 pachystele Schltr. ラトゥーレア節のpunamenseグループ。東ニューギニア、ソロモン諸島、パラウ諸島に分布。
793 pachythrix T.M.Reeve & P.Woods オクシグロッスム節、ニューギニアに分布。
794 padangense Schltr. (現在はFlickingeria forcipata (Kranzlin)A.Hawkesの異名とされている。)
795 pahangense Carr. マラヤに分布。
+ pakarena (10)に名前だけ登場する。
* palawense Schlechter (現在はD.macrophyllum A.Richardの異名とされている。)
* pallens Ridley (現在はFlickingeria pallens (Ridley)A.Hawkesの異名とされている。)
* pallidiflorum Ridl. (ときどきpallideflorumとつづられる。それは現在はFlickingeria xantholeucha (Rchb.f.)A.Hawkesの異名とされている。)
(D.xantholeucum Reichb.f.と同種。)
* palmerstoniae Schltr. (D.adae F.M.Bail.と同種。)
* palmifolium Swartz (現在はMaxillaria palmifoliumの異名とされている。)
796 palpebrae Lindl. (ときどきD.palpaebraeとつづられる。SeidenfadenはD.palpebraeと呼ばれる植物はしばしばD.densiflorumとかD.farmeriと呼ばれていると記述している。)
カリスタ節、種形容語はまぶたのようなの意で、リップの外観から来ている。ミャンマー、北東インド、シッキム、タイ、ラオス、ベトナム、中国に分布する。バルブは四角型で15-50㎝。花序はバルブの上部から出て7.5-10㎝長、下垂し、緩く15-25花つける。花は、花保2・3日、目立つ、有香、3.5-6㎝径。セパルとペタルは主に白色だが希にピンク。リップは黄色又はオレンジ色のディスクがある。大変美しい。D.farmeri に類似するが、 palpebrae は花序が緩く、花はより小さく、白色にオレンジ黄色のディスクがあり、数日しか保たず、リップの基部近くに長い毛の縁取りがあるので区別される。D.farmeri やD.farmeri var. albiflorum としてタイから輸入される大部分は本種である。光は2000-3000、温度は夏の昼の平均27℃、冬の夜の平均13-14℃、水は冬は少なくする。(春~)初夏咲。中高温性。
* paludicola Schlechter (D.lobbii Teijsm. and Binn.と同種。)
* palustre L.O.Williams (D.nebularum Schltr.と同種。)
797 pandaneti Ridley (ときにD.pandanetiiとつづられる。D.mega Kranzlinは異名。)
東南アジアに分布。
798 panduratum Lindley スリランカ、インドに分布。
799 panduriferum Hk.f. (D.panduriferum Hooker f. var.serpense Hooker f., D.serpense (Hooker f.)Hooker f., D.virescense Ridley)
ビルマのモールメイン、タイ半島に分布。
* paniculatum Persoon (現在はMaxillaria paniculata Ruiz and Pavonの異名とされている。)
* paniculatum Swartz (現在はPolystachya paniculata Rolfeの異名とされている。)
800 paniferum J.J.Sm. (Holttumは、D.paniferum J.J.SmithはおそらくD.sinuatum (Lindl.)Lindl. ex Rchb.f.の異名であろうと述べている。)
ジャワの東部と西部に固有。
インドネシアに分布。鋸状の株姿。バルブの頂部に艶のあるチョコレート色の小花を付ける。
801 pantherinum Schlechter パプアニューギニアの北部に分布。
802 papilio Loher (D.vanoverberghii Ames)
(D.auriculatum Reichb.f.)
フィリピンに分布。バルブは細く(3㎜)直立する。葉は細く、基部は茎を抱いている。花径4㎝、白色。リップは基部が淡い緑色で、3裂するが側裂片は非常に細く、中央裂片は大きくその中央部は縦に盛り上がっている。距は太く大きい。有弱香。夏(不定期)咲。中温性。丈夫で作りやすい。
※(19)によると、本当のpapilio はリップにピンク色が入るが、従来papilioと呼ばれていた白色の花が咲く種はD.auriculatum であるとのこと。
803 papiliolabratum P.van Royen イリアンジャヤに分布。
804 papilioniferum J.J.Smith (D.papilioniferum var.ephemerum (ephemeranthum)J.J.Smithは現在はD.ephemerum J.J.Smithの異名とされている。KranzlinはD.papilioniferumをD.crumenatum Swartz var.papilioniferum Kranzlinとしてリストしているが、この異名は他のリファレンスでは見あたらない。)
インドネシアに分布。
* papillilabium J.J.Smith (現在はDiplocaulobium papillilabium (J.J.Smith)Hunt and Summerhayesの異名とされている。)
805 papianum J.J.Smith イリアンジャヤに分布。
806 papyraceum J.J.Smith イリアンジャヤに分布。
807 paradoxum Teijsm. and Binn. スマトラに分布。
* paravalum Pfitz (この名前はLove and Solbrigにより用いられた。後の著者はこの情報を染色体数の編集に含めているが、この名前の他の使用は見あたらない。これらのレファレンスはDendrochilum paravalum Pfitzを示すのではないかと思われる。)
+ parciferum Reichb.f. ex Lindl. (10)に名前だけ登場する。
* parciflorum Kranzlin not Reichenb. ex Lindl. (地位は不明。MerrillとValmayorはこの名前をD.marivelense Amesの異名に含めた。しかしながら、SchlechterとJ.J.SmithはD.parciflorum KranzlinをD.confusum Schlechterの異名に含めた。)
808 parciflorum Reichenb. ex Lindl. (D.jenkinsi Lindley not D.jenkinsii Wallich :1992年にSeidenfadenはD.hainanense Rolfeを異名に含めた。)
インドの北東部のアッサム地域に分布。横に這う円柱状着生ラン。花は茎の先端から1つだけ咲く。セパルとペタルは明るい白色かピンク色でめったに広く開かない。リップは柔らかく、縁にひだがあり、中心部に黄色のスポットがある。秋咲。開花期間短い。有香。冷涼で湿度の高いところが適している。
* parcoides Guillaumin (D.parcum Rchb.f.と同種。)
809 parcum Reichb.f. (D.listeroglossum Kranzlin, D.parcoides Guillaumin)
ビルマ、ベトナム、タイに分布。落葉タイプ。緑黄色小花。花形はセパルとペタルがかたまって上を向きリップはその下に垂れ下がっている。
* pardalinum Rchb.f. (現在はFlickingeria pardalina (Rchb.f.)Seidenfadenの異名とされている。)
* parietiforme J.J.Smith (現在はFlickingeria parietiformis (J.J.Smith)A.Hawkesの異名とされている。)
810 parishii Reichb.f. デンドロビウム節の1グループ。名はイギリスの植物学者C.S.P.Parish(1822-97)に因む。北東インド、ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、雲南に分布。落葉性でやや下垂する。バルブは太く短く、15-20cm。葉は各節につき、長楕円形長さ約10cmの肉厚。花は落葉したバルブの各節に1-3輪つき、5-6㎝径、桃紅色で基部は白色で光沢が有り、リップは喉の両側に濃褐赤色の大きな斑点が入る。花径6㎝前後。有香。春咲。高温性。つるして栽培すると良い。高温、湿度下で、冬の休息を十分に、少し乾いたところで十分な光を与えれば、春に花をつける。光は2000-3000、温度は夏の昼の平均25-26℃、冬の夜の平均8-9℃(寒さには弱いと思える)、水は冬は少なくする。
var. album 極めて珍しい白花の変種。タイでの選別個体。
var. albens
var. semi alba
var. maculatum
* parryae Summerhayes ex Parry (非正式名。この名前のラベルが付いた一つの標本は確かにEria muscicolaである。)
811 parthenium Reichb.f (D.sanderianum Rolfe)
フォーモサエ節、サバ(ボルネオ島の北部)の細い種で。花はほとんど純白で、ペタルとリップは幅広く大きい。リップには2-3の紫色の筋と斑がある。
* parviflorum D.Don (Hookerはこの植物を認識せず、そしてEriaでないかと述べた。Banerje and Pradhanはオリジナルの記述の情報だけを含めた。)
* parviflorum Rchb.f. (Raoはこの名前をインドに産するとして含めたが、この名前と記述は彼のリストにしか見あたらない。おそらくD.parciflorum Rchb.f. ex Lindleyの誤りかと思われる。)
812 parvifolium J.J.Smith イリアンジャヤに分布。
813 parvilobum Schlechter パプアニューギニアに分布。
* parvulum Rolfe (D.delicatulum Kranzlinと同種。)
* paspalifolium J.J.Smith (D.subclausum Rolfeと同種。)
+ patellaris neworchids67に名前だけ登場する。
814 patentifiliforme Hosokawa (ときどきD.patenti-filiformeとつづられる。)
カロライン諸島に分布。
815 patentilobum Ames and Schweinfurth (MasamuneではD.pathentilobumとつづられた。)
816 patentissimum J.J.Smith (この種を記述しているとき、J.J.SmithはそれはおそらくD.igneum J.J.Smithの変種でないかと述べた。)
イリアンジャヤに分布。
817 patulum Schlechter パプアニューギニアの北部に分布。
* pauciflorum King and Pantling (D.praecinctum Rchb.f.と同種。)
インド、白地に紅紫色の複輪の中輪花を下垂する花茎に3-6輪つける。
* paukifolium (Breda)Reinwardt ex Blume (現在はMitopetalum (Tainia)plicatumの異名とされている。)
* paucilaciniatum J.J.Smith (現在はFlickingeria paucilaciniata (J.J.Smith)A.Hawkesの異名とされている。)
* paxtonii Lindl. (D.chrysanthum Wall. ex Lindl.と同種。)
* paxtonii Paxt. (D.fimbriatum Hook.と同種。)
818 pectinatum Finet not Ridley ニューカレドニアに分布。
* pectinatum Ridley not Finet (現在はFlickingeria nativitatis (Ridley)J.J.Woodの異名とされている。)
819 peculiare J.J.Smith スマトラの西部、マラヤに分布。
820 pedicellatum J.J.Smith スマトラの西部に分布。
821 pedilochilum Schlechter (Seidenfadenは、SchlechterのD.pedilochilumの画は非常にD.moschatum (Buch.-Ham.)Swartzに非常に似ていると述べている。)
ビルマに分布。
822 pedunculatum (Clemesha)D.Jones and M.Clements (いまだに多くのものによりD.speciosumの仲間一部として考えられている。Clementsは、それは1つの種で、D.speciosum J.E.Smith var.pedunculatum Clementsを異名としてリストした。彼はこれらの種は最近オーストラリアで研究されていると報告している。)
823 peekelii Schlechter ニューブリテン、ニューアイルランドに分布。
824 peguanum Lindley (HuntはD.pygmaeum Lindley 1830 not Smith or A.Cunningham, D.wallichii A.Hawkes and A.H.Hellerを含めた。Seidenfadenは1994年にD.fesselianum Wolffは異名と述べた。)
インド、ビルマに分布する。太く短いバルブに逆に咲く。白色、リップは紫、小花を房状に咲かせる。落葉性。冬咲。peguianumは誤り。
* pemae Schlechter (現在はFlickingeria pemae (Schlechter)A.Hawkesの異名とされている。)
* pendulicaule Hayata (現在はThrixspermum pendulicaule (Hayata)Schlechterの異名とされている。)
825 pendulum Roxb. (D.crassinode Benoson.et Rchb.)
(?D.wardianum Warner,D.melanophthalmum Rchb.f.)
デンドロビウム節の1グループに分類される。北東インド、ミャンマー、タイ、ラオス、中国南部に分布。バルブの形が特徴、各節が肥大し下垂し落葉性。落葉した各節に2-3花つける。花は有香、花保良好、4-7㎝径。セパルとペタルは白色で花弁の先端が紫色。リップは白色で基部は濃い黄色、先端は紫色。光は3000-4000、温度は夏の昼の平均25-26℃、冬の夜の平均8-9℃、水は冬は少なくする。
※D.falconeri、D.pendulum、D.wardianumとの関係について、Sir Joseph Hooker(1890)はD.falconeriとD.wardianumを1つの種の単なる型とした。また、SPECIES(159)ではD.wardianumはD.pendulumの異名とした。これらには次のような差異があり、それぞれ別週として取り扱う方が理解しやすい。
D.falconeri  茎~枝から枝が出て細くこぶがある  ブロッチ~1つ、両側にオレンジ色
D.pendulum   茎~30-60㎝でこぶが大きく目立つ   ブロッチ~ない、基部は黄色
D.wardianum  茎~30-100㎝でこぶは少し大きい   ブロッチ~2つ、基部は黄色
826 pensile Ridl. (Seidenfadenは、[SchlechterはD.salaccense (Blume)LindleyをD.pensileと同種と考えた]と報告したが、彼はこの異名を疑問視している。SchlechterはD.torquisepalum Kranzlinを異名に含めている。)
シンガポール、マラヤ、スマトラ、ボルネオのサバに分布。
* pentactis Kranzlin (D.insigne Reichb.f. ex Miqと同種。)
* pentagonum Kranzlin (D.brevicaule Rolfeと同種。)
* pentanema Schlechter (現在はDiplocaulobium pentanema (Schlechter)Kranzlinの異名とされている。)
827 pentapterum Schlechter & Lauterbach (D.brevicaule Kranzlin)
ニューギニアに分布。nebularumに最も近い仲間で、草丈は6-20cmで根茎は短い。花は緑白色で、後にクリーム色になる。リップの先にはオレンジ色のスポットが入る。平開する。花保良好。低中温性。
* perakense Hooker f. (現在はEria javanica (Swartz)Blumeの異名とされている。)
828 percnanthum Reichb.f. スパチュラータ節、モルッカ諸島に分布。
* per-dichaeae Kranzlin (この名前はD.pseudodichaeaの議論でKranzlinが述べた。加える情報はない。)
* pere-fauriei Hayata (D.tosaense Makinoと同種。)
829 pergracile Ames フィリッピンに分布。
830 perlongum Schlechter パプアニューギニアの北部に分布。
* perpusillum Balakrishman (ときどきD.perusillumとつづられる。D.pachyphyllum (Kuntze)Bakhuizen f.と同種。)
831 perula Rchb.f. インドの北東部のアッサム地域に分布。
832 perulatum Gagnepain (Seidenfadenは、D.perulatumはD.bensonae Rchb.f.に非常に近いと述べたが、彼はそれらを別の種としている。)
833 petiolatum Schltr. (D.unifoliatum Schltr.)
オクシグロッスム節、 ニューギニア、ニューブリテン、ソロモン諸島に分布。小指の頭大のバルブに長さ10㎝の葉を1枚つける。生えぎわに濃桃紫色の花をたくさん咲かせる。花保良好(2-3カ月)。主に冬-春咲。
* petri Rchb.f. (D.mooreanum Lindleyと同種。)
* petrophilum (Kranzlin)Garay ex Halle (現在はEria petrophila Rchb.f.の異名とされている。)
834 phaeanthum Schlechter (ときどきD.pheianthumとつづられる。)
パプアニューギニアの北東部に分布。
835 phalaenopsis R.Fitzg. (bigibbum Lindl. subsp. bigibbum var. superbum Hort. ex Rchb.f.と同種。)
フェラエナンテ節、チモール及び周辺諸島に分布。(オーストラリアに分布)デンファレの元の種。種形容語はphalaenopsis属に似るの意。バルブは細長い紡錘形で70㎝に直立する。葉は15㎝で革質、バルブの上半部に4-7枚つける。花茎はバルブの頂部から弓状に伸び6-20輪をつける。花は赤紫色(白-ピンク)で6-8㎝。
デンファレ系は、主としてフェラエナンテ節のphalaenopsis やbigibbum、スパチュラータ節のdiscolor、gouldii、antennatum やcanaliculatum ラトゥーレア節のmacrophyllumやspectabile などの種を基に作出された交配種群で、多花性で花保良く、花色の変化に富んだ切り花向きの園芸品種が多い。茎の形状から「ケーンタイプ」と呼ばれることもある。
光は3000-4500、通風をよくする、温度は夏の昼の平均29-30℃、冬の夜の平均17-19℃、水は冬は少なくする。
* phalangillum J.J.Smith (現在はDiplocaulobium phalangillum (J.J.Smith)Kranzlinの異名とされている。)
* phalangium Schlechter (現在はDiplocaulobium phalangium (Schlechter)Kranzlinの異名とされている。)
836 philippinense Ames. しばしばD.aciculare Lindleyの異名とされるがSeidenfadenはこれを特に除いている。東南アジアに分布。光は2500-3500。温度は年間を通じて昼の平均29-33℃、夜の平均19-23℃。水は生育期は十分に冬は少なく。有香。個々の花保3-4日だが、次々に開花する。
837 phillipsii Ames.& Quis. フィリッピンに分布。
* phlox Schltr. (D.subclausum Rolfeと同種。)
838 phragmitoides Schlechter スラウェシの北部に固有。
* pictum Criffith not Lindley or Schlechter (D.devonianum Paxt.と同種。)
839 pictum Lindley not Schlechter or Criffith ボルネオに産する。
* pictum Schlechter not Criffith or Lindley (D.summerhayesianum A.Hawkes and A.H.Hellerと同種。)
* pierardii (Roxb.) C.E.Fisch. (D.aphyllum (Roxb.)Fischerと同種。)
* pierardii Roxb. ex Hook. (D.aphyllum (Roxb.)Fischerと同種。)
840 piestocaulon Schlechter (D.gracilicaule Kranzlin not F.Mueller :SchlechterはD.nidificum Kranzlinを異名に含めた。)
ニューアイルランド、パプアニューギニアに分布。
* pililobum J.J.Smith (現在はDiplocaulobium pililobum (J.J.Smith)Hunt and Summerhayesの異名とされている。)
841 pinifolium Ridley ボルネオの北東の海岸のサバのサンダカンに分布。
842 piranha C.L.Chan and Cribb (この植物の記述は出版中でまだ有効でない。)
ボルネオに分布。
* pisibulbum Guillaumin (D.pachyphyllum (Kranzlin)Bakhuizenと同種。)
* ×pitcherianum Rchb.f. (ときどきD.pitcheranumとつづられる。D.nobile LindleyとD.primurinum Lindleyとの自然交配種。)
* pityphyllum Schltr. (D.violaceum Kraenzl. subsp. violaceumと同種。)
+ plamibathe (D.tzberum)
843 planibulbe Lindley (SeidenfadenはD.tuberiferum Hooker f.を異名にリストしている。D.blumei LindleyとD.planibulbeとして知られている植物の地位の認識に混乱が存在する。J.J.SmithはD.planibulbe LindleyをD.blumeiの異名にリストしたが、ValmayorはMerrillに従いD.blumeiをD.planibulbeの異名にリストしている。しかしながらSeidenfadenは、ValmayorがD.planibulbeとしたフィリッピンの植物は実際D.blumeiであると述べている。フィリッピンから推測で報告されているが、Seidenfadenは、[D.planibulbeはフィリッピンのものとは思えない、Cumingのマニラのラベルは誤りだと思う。:Cumingの株は、マニラとシンガポールが混ざり合ったことが幾度かある。]と書いている。)
東南アジア(マニラ、タイ、スマトラ、ボルネオを含む。)に分布。
844 planicaule Ridley イリアンジャヤに分布。
845 planum J.J.Smith (D.planum J.J.Smith var.collinum J.J.Smithは現在はD.collinum J.J.Smithの変種と見なされている。)
ジャワの西部、スマトラ、イリアンジャヤに分布。
846 platybasis Ridley イリアンジャヤに分布。
* platycaulon Rolfe (D.platygastrum Rchb.f.,D.lamellatum (Bl.)Lindley)
(D.compressum)
(Lewis and CribbはD.platycaulon RolfeをD.platygastrium Rchb.f.の異名としている。しかしながら、ValmayorはD.platycaulon RolfeをD.lamellatum (Blume)Lindleyの異名とし、MerrillはD.lamellatum as used by KranzlinをD.platycaulonの異名に含めている。D.lamellatumとD.platygastrium Rchb.f.を参照のこと。)
プラティカウロン節、フィリピン、ボルネオ、スマトラ、ジャワ、マレー半島、ミャンマー、ニューギニアに分布。小型。バルブは偏平で、草質の葉を3-4枚程度つける。落葉した古いバルブの頂部から短い花茎を出し8-10花つける。花は下垂性で、筒状花、径2-3.5㎝、乳白色~乳黄色。10-11月咲。
* platyclinoides J.J.Smith (現在はDiplocaulobium platyclinoides (J.J.Smith)Hunt Summerhayesの異名とされている。)
847 platygastrum Reichb.f. (KoresはD.camptocentrum SchlechterとD.goldfinchii as used by Kranzlin not F.Muellerだけを異名に含めている。Lewis and CribbはD.platycaulon Rolfeを異名としている。KranzlinはD.lamprocaulon SchlechterをD.platygastrum Reichb.f.の異名にリストしている。
 HalleはD.platygastrumをニューカレドニアの種に含めなかったが、D.camptocentrumの異名の彼の再検討においてD.platygastrumを論じた。
 栽培者の立場から、H.Woodはこれらの種をひとまとめにすることに強く反対している。彼は彼の経験に基づき、フィリッピンのD.platycaulonは細い管状のリップと黄色の花を持つが、フィージーのD.platygastrumは、それは通常開く前に自家受粉するが、開いたときは平らなリップを持つと述べている。D.lamellatum (Blume)Lindleyは、D.platycaulon Rolfeはときどきそれの異名としてリストされるが、上に向いたリップを持つ。D.platycaulonとD.platygastrumの染色体数は異なる。)
ニューギニア、ソロモン諸島、フィージー、ニューカレドニア、バヌアツに分布。
* platylobun (Schlechter)J.J.Smith (正しくは移されなかったが、Schlechterはこの植物をCadetia platyloba Schlechterの異名とした。)
* platypetalum Persoon (現在はMaxillaria platypetala Ruiz and Pavonの異名とされている。)
* platyphyllum Schlechter (D.nycteridoglossum Rchb.f.と同種。)
848 plebejum J.J.Smith スラウェシに固有。
849 pleianthum Schlechter パプアニューギニアの北部、ソロモン諸島に分布。
850 pleiostachyum Rchb.f. パプアニューギニアに産するかおそらくその沖の諸島に分布すると考えられる。
. plenticei neworchids67(写真29)のD.plenticeiはD.prenticei (F.Mueller)Nichollsの誤りと思える。
851 pleurodes Schltr. ラトゥーレア節のaberransグループ。北東ニューギニアに分布。
* pleurothalloides Kranzlin (現在はDiplocaulobium inauditum (Rchb.f.)Kranzlinの異名とされている。)
* plicatile Lindley (現在はFlickigria fimbriata (Blume)A.Hawkesの異名とされている。)
デスモトリクム節、インド、ボルネオ、スマトラ、セレベス、ジャワに分布。茎は円柱状で枝分かれし、その先端の1節が紡錘形に膨らみ、革質の葉を先端に1枚つける。花は径2.5-5cm。セパル・ペタルは白色又はクリーム色で桃色の点をもつものも有る。リップは3裂し中央裂片は基部から先に広がり、縁は波打つ。不定期咲。花の大きさ、色の異なるタイプが有る。
* plicatum Dietrich (現在はMaxillaria paniculata Ruiz and Pavonの異名とされている。)
852 plumilobum J.J.Smith イリアンジャヤに分布。
* pluricostatum Schlechter (D.hosei Ridleyと同種。)
* podagraria Kranzlin not Hk.f. (SchlechterはD.podagraria KranzlinをD.eboracense Kranzlinの異名に含めたが、1911年に彼はそれをD.odoratum Schlechterの異名に含めた。しかし、J.J.SmithはD.podagraria KranzlinとD.eboracense KranzlinをD.macfarlanei F.Mueller not Rchb.f.の異名にリストした。植物学的研究が終わったとき、D.podagraria Kranzlin, D.eboracense Kranzlin, D.odoratum Schlechterは全てD.macfarlanei F.Muellerの異名となるかも知れない。)
853 podagraria Hk.f. not Kranzlin (D.angulatum Lindley 1828 not 1830, D.angulatum as used by Parish in 1883 :SeidenfadenはD.inconcinnum Ridleyを異名であろうとい、この種の分類を論じた。)
東南アジアに広く分布する。
854 podocarpifolium Schlechter パプアニューギニアに分布。
855 podochiloides Schlechter パプアニューギニアの北部に分布。
856 pogonatherum J.J.Smith (ときどきD.pogonantherumとつづられる。)
イリアンジャヤの南西海岸沖のある諸島に分布。
857 pogoniates Rchb.f. サバ(北ボルネオ)に分布。
* poilanei Guillaumin (D.hercoglossum Rchb.f.と同種。)
858 poissonianum Schlechter ニューカレドニアの北部に固有。
859 polyanthum Lindl. (D.cretaceum Lindl.)
(D.cretaceum Lindl.と同種。) 
デンドロビウム節の1グループに分類される。インドに分布する。D.primurinum Lindl. に似ているが、ペタルはセパルよりたいてい長く、円いリップは基部に向かって黄色で喉にいくつかの赤い筋がある。
* polycarpum Reichb.f. (D.mirbelianum Gaud.と同種。)
860 polycladium Rchb.f. (D.delumbe Kranzlin)
ニューカレドニアに分布。
* polypetalum Steudel (現在はMaxillaria polypetala Ruiz and Pavonの異名とされている。)
* polyphlebium Rchb.f. (D.rhodopterygium Reichb.f.と同種。)
861 polyphyllum Schlechter パプアニューギニアに分布。
862 polyschistum Schlechter パプアニューギニアの北部に分布。
863 polysema Schltr. 1905 異名/D.macrophyllum A.Rich. var. stenopterum Rchb.f. 1888, D.pulchrum Schltr. 1912, D.polysema Schltr. var. pallidum Chadim 1964
ラトゥーレア節のmacrophyllumグループ。Antelopeでは東ニューギニアのみに分布すると記述されているが、Bakerではブーゲンビレ島、ソロモン諸島、サンタクルーズ島、ヴァヌアツ、パプアニューギニアに分布するとしている。毛のあるグループの1つ。D.macrophyllumに縁が近いが、polysemaはバルブに2枚の葉があり、広い楕円形の葉、リップの側裂片の先が細く、中央裂片密に斑点があることで区別できる。バルブは棍棒状、20-50㎝長、乾くと黄色またはオレンジ色になる。葉の下に3-5節ある。花は中~大のサイズがあり、クリーム色から黄色で重々しい斑点と栗色の筋がある。光は2000-3000fc。温度は年間を通じて昼の平均23-25℃、夜の平均13-14℃。生産者によると高温が継続すると生育が悪い。水は年間を通じて少し乾いたらやる。
 var. pallidum Chadim (D.polysema Schltr.と同種。)
* polystachyon Swartz (現在はPolystachya luteola Hookerの異名とされている。)
* polystachys Thouars (ときどきD.polystachyumとつづられるが、それは現在はPolystachya mauritiana Sprengelの異名とされている。)
864 polytrichum Ames. ミンダナオ、ミンドロ、ルゾンのフィリッピン諸島に分布。
865 ponapense Schltr. カロリン諸島のポナペに分布。
866 poneroides Schlechter (D.isochiloides Kranzlin var.pumilum J.J.Smith)
ニューギニアに分布。
867 porphyrochilum Lindley (D.caespitosum King and Pantling)
写真/原種洋蘭大図鑑(85) 東南アジアに分布。
* porphyrophyllum Guillaumin (D.indivisum (Blume)Miquelと同種。)
868 potamophila Schlechter Oct.1,1912 パプアニューギニアの北部に分布。
* potamophilum (Schlechter)J.J.Smith Oct.1912 (D.infortunatum J.J.Smithと同種。)
869 praecinctum Rchb.f. (最近まで、D.praecinctumは不完全な記述の種と考えられていた。しかし、Seidenfadenは、D.pauciflorum King and PantlingとD.sikkimense A.Hawkes and A.H.HellerはD.praecinctumの異名と考えられるべきと述べた。)
対、インドの北東部のシッキム、ブータン、アッサムに分布。
* praecox J.E.Smith (現在はPleione praecox (J.E.Smith)D.Donの異名とされている。)
* praeustum Kranzlin (D.purpureum Roxburghと同種。)
870 prasinum lindley オクシグロッスム節、フィージー諸島に分布。バルブは8-18㎝。葉は頂部に2、3枚。花序は短く、頂部から生じる。1花序に2-3花つく。花は4㎝径で、緑色っぽいリップはときどき上を向く。花は白色、クリーム色、淡い黄色でたいてい緑色っぽく染まる。コラムは明るい緑色。花保は6-7週間。純白の可憐な花が咲く。ずい柱の先端の紅色がポイント。熱帯高地。光は2500-3000。温度は年間を通じて昼の平均24-25℃、夜の平均14-17℃。年間を通じて成育温度を確保する。水は成育期間中はたっぷり、冬は乾いたらやるが乾燥を続けない。
871 prenticei (F.Muell)Nicholls (Bulbophyllum lichenastrum Fitzg., D.variabile Nicholls, D.aurantiaco-purpureum Nicholls, D.lichenastrum (F.Muell.) Krzl. var. prenticei (F.Muell.) Dockr., D.lichenastrum (F.Muell.) Krzl. var. prenticei (F.Muell.) Dockr. forma aurantiaco-purpureum (Nicholls) Dockr.)
リゾビウム節のグループ3。オーストラリアに分布。
882 prianganense J.J.Wood and J.B.Comber ジャワ西部に固有。
* ×primulardii Horridge (D.primulinum LindleyとD.pierardii Roxburghとの自然交配種。)
873 primulinum Lindley (D.nobile var pallidiflora Hooker) 
デンドロビウム節の1グループに分類される。種形容語はプリムラ(さくらそう)に似ているの意。ネパールのヒマラヤ、インド(シッキム)、南中国、ミャンマー、タイ、ベトナム、マレーシアに分布;1600mまで。下垂する落葉性の種。バルブは太く、長さ50-60cm。各節につく葉は長楕円形、革質、長さ約10cm。落葉したバルブの各節に1-2花つける。花は、4.5-7㎝径、有香、花命短い、セパルとペタルは白色に先端半分がピンク色。リップは筒状でクリーム色、基部に桃紫色の筋が入る。春咲。中温性。強光好む。栽培はやや困難で、さほど大きくならない。
var. album
var. giganteum
var. gigantea(多分語尾変化誤り)
* prionochilum F.Mueller and Kranzlin (D.mirbelianum Gaudich not J.J.SmithとD.sylvanum Rchb.f. not Kranzlinを参照のこと。)
* priscillae A.Hawkes (D.mooreanum Lindleyと同種。)
874 pristinum Ames フィリピンに分布。セパル、ペタルがクリーム色、リップは黄色。小花を房状に5-6輪付ける。希少種。
875 procerum Schlechter パプアニューギニアの北部に分布。
876 procumbens Carr マラヤに分布。
877 profusum Rchb.f. フィリッピンに分布。
* proliferum Persoon (現在はMaxillaria prolifera Ruiz and Pavonの異名とされている。)
* prorepense Schlechter (D.nummularia Schlechterと同種。)
878 prostheciglossum Schlechter パプアニューギニア、ニューブリテン、ニューアイルランド、ソロモン諸島、バヌアツに分布。
879 prostratum Ridl. (SeidenfadenはD.xanthoacron SchlechterとD.monanthum Teijsm. and Binn. (D.uniflorumはそれの異名とされている)の名前を巡る混乱を論じた。彼は、もしこれらの植物がD.prostratumとして同じなら、D.monanthumの名前が優先する。)
ボルネオ、スマトラ、シンガポール、マラヤに分布。
880 proteranthum Seid. タイに固有。
881 pruinosum Teijsm. and Binn. (D.crispilobum J.J.Smith)
イリアンジャヤ、モルッカ諸島、スラウェシ、アンボン島に分布。
* pseudaclinia Lindley (D.aclinia Rchb.f. not Lindley と同種。)
882 pseudoaloifolium J.J.Wood (Grastidium salaccense Blume)
ボルネオに分布。
883 pseudoaprinum J.J.Smith (ときどきD.pseudo-aprinumとつづられる。オリジナルは
Cadetia節に置かれていた。Cadetiaが正当な属とされてからはCadetia属に移されるかも。)
イリアンジャヤに分布。
884 pseudocalceolum J.J.Smith ニューギニアに分布。
885 pseudoconanthum J.J.Smith (ときどきD.pseudo-conanthumとつづられる。)
スパチュラータ節、スラウェシのみに分布。
* pseudoconvexum Ames. (現在はFlickingeria pseudoconvexa (Ames) A.Hawkesの異名とされている。)
886 pseudodichaea Kranzlin (ときどきD.pseudo-dichaeaとつづられる。)
サラワク、ボルネオに分布する。
* pseudofrigidum J.J.Sm. (D.masarangense Schltr. Subsp. theionanthum (Schltr.)T.M.Reeve & P.Woods var. theionanthumと同種。)
887 pseudoglomeratum T.M.Reeve and J.J.Wood ペディロヌム節。ニューギニアの海抜0-1,800mに分布。ムーブ-ピンク色の花でオレンジ色のリップ。花の姿はとてもあいきょうがあり、広く開いている。茎はときには1mにもなり、葉のない茎から花の塊を生じる。2つの変種があり、花の大きさだけが異なるが、この特徴は同じ花軸上でも変化する。主な変種は花が2-4㎝長でD.glomeratumとして誤って知られている。小さい花の型は、形態学上は同一種だが、花が1.2-2.5㎝長でときどきD.chrysoglossumとして記述されている。D.pseudoglomeratum は十分な光と高中温を好む。
ニューギニアに分布。花は、輝きのある、透明感のあるピンク~ローズ-パープル色。細いリップはピンキッシュ~スカーレット-オレンジ色で上向き。まれにゴールデンイェロウ色のリップを持つものもある。花びらは薄いが約5週間保つ。光は3500fc。温度は年間を通じて昼の平均24.5℃、夜の平均14.5℃。年間を通じて生育環境を保つ。
* pseudohainense Masamune (ときどきD.pseudo-hainenseとつづられる。D.miyakei Schlechterと同種。)
888 pseudointricatum Guillaumin (ときどきD.pseudo-intricatumとつづられる。)
ベトナムに分布する。
889 pseudokraemeri Fukuyama. (ときどきD.pseudo-kraemeriとつづられる。Dauncey & CribbはD.pseudokraemeriをD.kraemeri Schlechterの異名の可能性があるとした。)
カロライン諸島に分布。
* pseudomohlianum Kranzlin (ときどきD.pseudo-mohlianumとつづられる。D.lawesii F.Muller not Schlechterと同種。)
890 pseudopeloricum J.J.Smith イリアンジャヤに分布。
* pseudorevolutum Guillaumin (現在はAppendiculata cornuta Blumeの異名とされている。)
891 pseudotenellum Guillaumin ベトナムに分布。
* pseudotokai Kraenzl. (D.macranthum A.Rich.と同種。)
* pseudoumbellatum J.J.Smith (ときどきD.pseudo-umbellatumとつづられる。現在はCadetia pseudo-umbellata (J.J.Smith) Schlechterの異名とされている。)
* psyche Kraenzl. (D.macrophyllum A.Rich.と同種。)
892 psychrophilum F.Mueller (Muellerは、Dendrobiumファミリーにおけるこの植物の位置づけは未解決で、それはポリニアがしなびた花から落ちたからBulbophyllumであることを証明するかもしれないと述べた。)
ニューギニアに分布。
893 pterocarpum Ames フィリッピンのミンダナオ島に分布。
894 puberulilingue J.J.Smith ボルネオの南西部に分布。
* pubescens Hooker (ときどきEria flava Lindleyの異名としてリストされる。それはE.pubescense (Hooker f.)Lindley ex Steudelの異名としてよく見なされているが、1982年にSeidenfadenはそれをクエスチョンマークをつけて含めた。)
895 pugioniforme A.Cunn. (D.pungentifolium F.Muell.)
リゾビウム節のグループ2。オーストラリアに分布。葉は偏平に肥厚し、卵形で先が鋭く尖り、長さ7cm、幅5-20㎜。花茎は各枝の先に伸び、1-3花をつける。花は径2-2.5cm、白色~淡緑色。リップの基部に赤色の斑点がある。秋咲。
+ puinquecstatum Schltr. (10)に名前だけ登場する。
* pulchellum auct. non Roxb. ex Lindley (D.devonianum Paxt.と同種。)
* pulchellum as used by Lindley not Loddiges or Roxburgh ex Lindley (D.devonianum Paxt.と同種。)
* pulchellum Lodd. (D.loddigesii Rolfe と同種。)
896 pulchellum Roxb. ex Lindley (D.dalhousieanum Paxt.) (D.dalhousieanum Wall.の記述もある。)
デンドロビウム節の4グループ。インド(アッサム)、ミャンマー、タイ、マラヤ、インドシナに分布する。バルブは高さ1.5mにもなり、成育中は紫色の斑点がある。バルブの最先端の節から総状の花序を出し、約10輪をつけ下垂する。花は径8㎝、ジャコウ香有り、淡桃黄色。リップは白色で基部に向かって黄色っぽく、ディスクの両側に栗色の大きな斑点が2つ入る。春咲。中高温性。強健種。
var. luteum O’Brien リップの栗色の斑点がない。
* pulchrum Schltr. (D.polysema Schltr.と同種。)
* pulvilliferum Schlechter (現在はDiplocaulobium pulvilliferum (Schlechter)A.Hawkesの異名とされている。)
897 pulvinatum Schlechter パプアニューギニアの北部に分布。
* pumilio Schlechter (D.masarangense Schlechterと同種。)
* pumilum Parish and Rchb.f. not Roxburgh or Swartz (D.hymenanthum Rchb.f.と同種。)
* pumilum Roxburgh not Swartz or Parish and Rchb.f. (D.pachyphyllum (Kuntze)Bakhuizen f.と同種。 :Seidenfadenは、1805年に最初に使われたときからD.pumilumの名前の使用を巡る誤りと混乱についての記述している。)
ボルネオに分布。
898 punamense Schltr. ラトゥーレア節のpunamenseグループ。マヌス諸島、ニューブリテン、ニューアイルランド、ブーガニヴィレに分布。
* punctatum J.E.Smith (ときどきD.punctatum Swartzとしてリストされるが、それは現在はDipodium punctatum R.Brownの異名とされている。)
* puncticulosum J.J.Smith (現在はFlickingeria puncticulosa (J.J.Smith)J.J.Woodの異名とされている。)
* pungentifolium F.Muell. (D.pugioniforme A.Cunn.と同種。)
899 puniceum Ridley (D.cerasinum Ridley, D.scarlatinum Schltr., D.discrepans J.J.Smith, D.lateriflorum Ridley, D.adolphi Schltr, D.subacaule sensu Kranzlin)
* puniceum Rolfe not Ridley (D.rutriferum Rchb.f.と同種。)
* purissimum Kranzlin (D.inaequale Rolfeと同種。)
* purpurascens Teijsm. and Binn. (D.rugosum (Blume)Lindleyと同種。)
900 purpureiflorum J.J.Smith イリアンジャヤに分布。
901 purpureostelidium Ames (Ephemerantha purpureostelidium P.F.Hunt and Summerhayes, Desmotrichum purpureostelidium (Ames)A.Hawkes, Flickingeria purpureostelida (Ames) A.Hawkes :Seidenfadenはそれが正しくFlickingeriaとして含まれているかどうかはわからないと述べ、ValmayorはそれをDendrobiumと見なした。)
フィリッピンに分布。
902 purpureum Roxb. (1993年にDauncey and Cribbはこの植物を2つの亜種に分け、次の異名を属させた。モルッカ諸島の南部のD.purpureum subsp. purpureumにはAngraecum purpureum silvestre Rumph., D.viridiroseum Rchb.f., D.reinwardtii Lindley, D.purpureum var. moselyi Hemsl., D.praeustum Kranzlin, D.scabripes Kranzlin, D.purpureum subsp. candidulum (Rchb.f.) Dauncey and CribbにはD.purpureum var.candidulum Rchb.f.を含み、D.purpureum Roxburgh var.steffensianum Schlechterは異名かも知れないと述べた。KranzlinはD.chrysocephalum KranzlinをD.reinwardtii Lindleyの異名に含めたが、それは現在はD.purpureum Roxburghの異名とされている。)
ペディロヌム節。バヌアツ、フィジー、ブーゲンヴィレ、ニューギニア、カロリン諸島、マレー諸島に分布。
* pusillum (Blume)Lindley not D.Don or H.B. and K. (D.pachyphyllum (Kuntze)Bakhuizen f.と同種。)
* pusillum D.Don not (Blume)Lindley or H.B. and K. (D.monticola Hunt and Summerhayesと同種。)
* pusillum H.B. and K. not D.Don or (Blume)Lindley (現在はPleurothallis pusilla Lindleyの異名とされている。)
903 putnamii Hawkes & Heller (D.coerulescens Schltr)
オクシグロッスム節。Charles S.Putnamに因んでHawkesとHellerが名付けた。ニューギニアに分布。小型で、匍匐して日向では密に株立ちして着生し、1-3㎝高、たいていゆるいマット状になる。日当たりが弱いとバルブの間隔があき、葉は長くなる。花は美しい淡い青色(ときにスミレ色がかって)、リップの先だけがオレンジ色-赤色(ときにセパルの先も同様になる)。Schlechterの記述ではリップの先端は淡い青色としている。D.delicatulumに似ているが、D.putnamiiは葉がより狭くより線形-披針形をしていて卵形でないことと子房が三角形であることが異なる。
栽培は、成育は容易だが、花は自生地と同様になかなか付かない。にもかかわらずこのきれいな小さい青い花はいい。花は数ヶ月続く。
904 pychnostachyum Lindley (ときどきD.pycnostachyumとつづられる。)
タイの北西部、ビルマに分布。
* pygmaeum A.Cunningham (D.caleyi A.Cunninghamの異名、現在それはBulbophyllum exiguumの異名とされている。)
* pygmaeum Lindley (D.peguanum Lindleyと同種。)
* pygmaeum Smith (現在はBulbophyllum pygmaeum (Smith)Lindleyの異名とされている。)
* pyropum Ridley (D.crocatum Hooker f.と同種。)

以下の表のイニシャル・クリックで種形容語のページにリンクします。
「Tp」は、デンドロビウム全体のトップにリンクします。
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