最近よく目にするGoogleレンズ

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Digital Photo and Design DigiPD.comによるPixabayからの画像



項目1 「撮るもの」から「撮るもの + 検索するもの」に

携帯やスマホのカメラは、長い間「撮るもの」でしたが、「Googleレンズ」により「撮るもの+検索するもの」に機能が変化しました。

つまり、カメラは撮る機能だけでなく、カメラを利用して、物体の認識、翻訳、ショッピング、現実世界の認識に使用するようになりました。

さらに「Googleレンズ」の全く新しい機能として、現実を解釈する手段で同時に現実を変える手段とも言えるようになりました。

何だか分かったようで、やっぱりわかっていませんね。

そもそも「Googleレンズ」といっても、これは一眼カメラのレンズの種類ではなく、Google社の「視覚検索」機能のことです。
従来からの検索手段の「文字検索」が「視覚検索」に、つまり「文字」でなく→「視覚」で検索しようというものです。



項目2 具体的にどんな機能があるの

項目1に登場した「撮る機能、物体の認識、翻訳、ショッピング、現実世界の認識、現実を解釈する手段、現実を変える手段」とは
① 撮る機能
物体の認識
翻訳
ショッピング
現実世界の認識
現実を解釈する手段
現実を変える手段
①~⑦の機能があるってことですね。

この7つの機能のうち、① 撮る機能は、「Googleレンズ」以前からある機能ですね。
②~⑦の機能を果たしてくれるのが「Googleレンズ」のようです。

②~⑦の機能について項目3以下で見てみましょう。
※スマホのAndroidかiPhoneか、またPCかで違いがあるのですが、分けての説明は大変なので、その辺はまとめて説明します。



項目3 ②物体の認識機能

例えば、検索欄が表示されたときに、テキストを入力せずに、アイコンの「写真」選択すると写真検索できる機能です。

また、被写体にフォーカスを当てて撮影すると、「Googleレンズ」が自動で読み取り、動植物、人物、建物などに関する情報を表示してくれる機能です。

動植物だったら、関連動植物の写真と種類名が表示されるます。
同定が難しいときは類似した動植物の候補を写真付きで表示されます。

ここでのポイントは、何といっても検索欄に「テキスト」を入力する必要が無いってことです。



項目4 ③翻訳機能

「Google翻訳」などの翻訳アプリは以前からありましたが、それらとは全く異なります。
翻訳アプリを開いて、各国語で書かれた文章を貼り付ける必要が全くありません。

「Googleレンズ」は、各国語で書かれた看板やメニューや本などに、カメラを向けるだけで翻訳してくれます。
すでに撮って保存してある写真でもいいのです。

画面に表示されたテキストは、コピーすることもできるので、当然保存が出来ます。
これだけでも、便利な機能だと感心します。
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StockSnapによるPixabayからの画像



項目5 ④ショッピング機能

お店で見かけた各種商品のバーコードをスキャンすることで、商品情報のチェックができ、さらにショッピングサイトに移動して購入ができます。

また、お店で見かけた商品ににレンズを向ければ、同じ商品や類似品を探しての購入もできます。

本やCDはバーコードのスキャンで情報が引き出せますが、表紙やジャケットを読み込んでの情報入手も出来ます。



項目6 ⑤現実世界の認識

例えばレストランで、サンプルのメニューを見ていると、メニュー記載の料理の名がハイライトされたら、その料理は、人気メニューであることを示しています。
さらに、メニューの項目をタップすると、写真とレビューコメントがすぐに表示されます。

観光地や美術館などだと、キュレートされたポップアップ情報が表示されます。
※キュレート:たくさんの情報源から必要な情報を集約すること

車のモデル名を知りたいとき、みなさんならどうやって検索します?

「丸いヘッドライトのクラシックカー、大きいフロントグリル、カーブしたサイドライン、赤い車体・・・」
そもそも検索用の適切なキーワードが思い浮かびませんので、その結果、おそらく目的は果たせないでしょうね。

目では見えるものでも、検索したいことをテキストで表現するのはとても難しいものがあります。
でも「Googleレンズ」ならすぐにフェアレディ1500(国産初の本格スポーツカー)だと情報を表示してくれます。

その車が「フェアレディ」だということを知らないと、検索は難しい気がします。

有名人を見ても名前が分からなければ、同様に検索は難しそうですね。
私はよく妻に「ほら、男のメガネかけてて、・・・え~と、何て言う人だっけ?」
「それで解るわけないでしょ!」と、よく言われます。
みなさんも経験ありませんか?(笑)



項目7 ⑥現実を解釈する手段

これは、発展途上の新しい機能です。
したがってまだ確立された機能ではないです。

英語の約18万の単語のうち、日常的に使うのはせいぜい3,000〜5,000語程度です。

ところが、世界にはどれだけのものがあるか考えると、数十億・数百億・・・になるでしょうが、数えた人はいないと思います。

同じ植物でも、成長段階も違えば形も色も大きさもさまざまです。
目的の対象物以外も画面に入っていることが多いです。

視覚検索では、文字検索と比べて、けた違いに巨大で困難なことが分かります。
視覚で世界を感知するとき、物体には「まとまりがなく、ノイズの多い状態」にあるといえます。

こういった状況の中で、「Googleレンズ」は視覚から、何をしようとしているのかを理解し、それに応える適切な結果を表示しなくてはなりません。
ときには、ユーザー自体が何の答えを求めているのか明確にわかっていない場合もありますので、「Googleレンズ」が先取りしてリアルタイムな答えを表示していると、考えられます。

ここで発揮するのが、Googleが長年培ってきた様々な技術のエコシステムです。
※エコシステム:各種の製品や技術のつながりによって成り立つ全体の大きなシステムを形成するさま

例:さまざまなものをARで現実世界に重ねることが出来るようになります。
あたかもその文字やキャラが実際にそこに存在するかのように、物体に違和感なく重ねたり、空間に貼り付けたりです。
※AR:「現実世界」(メイン機能)と「デジタル情報」を融合させた映像を表示すること (似た用語の「VR」は「仮想現実」のこと)

例:AR技術の進化を体験できるものとして、ポケモンなどの人気キャラクターを現実世界に配置することができ、まさにその場にキャラクターが存在しているような錯覚を起こさせてくれます。
※トップ画像が正にこの状態ですね。

また、そのキャラクターと共にセルフィーを撮ることも可能です。
カメラ上では、自分の好きなキャラクターと共にある自分を確認することができます。
※セルフィー:自らを被写体としてカメラで撮影することorその写真画像



項目8 ⑦現実を変える手段

これも新しい機能です。
まだ確立された機能ではなさそうです。

検索履歴、表示履歴、アドインのDL履歴、Gmailの利用情報、投稿状況、位置情報などを総合して、そこから各種の有益な情報を引き出し、ユーザーの健康状態、生活状態、行動状態、関心・・・などから、ジムや保険、旅行や航空券、本や衣料など商品、学校や仕事・・・投資、レストラン、コンサート・・・など、需要さえあれば、思いつく限りの提案が出来そうですね。
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項目9 Androidスマホ・iPhoneスマホ、PCでの使い方

Ⅰ Androidスマホの場合
Androidスマホは、Googleレンズはインストールは不要。
Googleアシスタント、Googleフォト、カメラアプリの標準装備のアプリの中にGoogleレンズの機能が組み込まれている。

Ⅱ iPhoneの場合
iPhoneで使う場合は、App Storeで「Googleアプリ」と「Googleフォト」の2つをインストールすることでAndroidと同様に使用可能に。
※注意:App Storeで「Googleレンズ」を探しても存在しない

Googleフォトで写真を閲覧すると、右下にGoogleレンズのアイコンが表示される。
クリックで情報が表示される。

またGoogleで検索すると、Googleレンズのアイコンが表示され、タップするとカメラが起動してAndroidと同様の使い方が出来る。


Googleレンズ.png
このアイコンが目印のGoogleレンズアイコン

Ⅲ パソコンの場合
MacやWindows向けのGoogleレンズアプリは無い。
だが、画像認識検索はGoogleの検索ページやGoogleフォトから利用できる。
Google検索のトップページの右上の「画像」ボタンをクリックすると検索窓にカメラマークが表示される。
カメラマークをクリックすればウィンドウが表示され、そこに画像をドラッグすればGoogleフォト同様に画像検索が可能。

スマホとPC連携の新機能として、スマホと同じGoogleアカウントでログインしているPCにコピーしたテキストを送信できるようになった。
テキスト選択時に出てくるメニューの中から「パソコンにコピー」を選び、送信先を指定するだけ。



項目10 Googleレンズ単体のアプリはない

「Googleレンズ」は、それ単体のアプリがあるわけではないです。
「Googleアプリ」や、「Googleアシスタント」、「Googleフォト」など、既存のGoogleツールの「Googleレンズアイコン」を選択することで利用できるようになっています。

これらから利用できる機能を総称して「Googleレンズ」と呼んでいるのですね。


以上、「Googleレンズ」のお話でしたが、機能があり過ぎて紹介できないものも多くありましたし、どの機能に分類したらいいのか?悩む機能もありました。

「Googleレンズ」を使ってみて、思った通りの情報が得られない場合があると思います。
その理由は、「項目7 ⑥現実を解釈する手段」でご説明した通り、「Googleレンズ」のメインの役割である視覚検索では、文字検索と比べて、ノイズを含んでいて、桁違いに情報量が多いためだと思います。

しかし、「Googleレンズ」は進化し続けているので、精度、使い勝手、出来ること、操作方法などは今後の向上が大いに期待できるエコシステムでしょう。


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この記事へのコメント

  • tor

    私も夏ころから使っています。
    知らない花の名前が分かるので重宝しています。
    2020年11月20日 19:39
  • すずりん♪

    物体の認識まではやっていましたが、それ以外に活用したことがありませんでした。
    (笑ってしまうような答えが出たこともありますが。。。)
    そこで翻訳機能を今試してみましたが、これは機会があれば使いたいと思いました。
    もっともっと進化するのを期待したいです。
    有名人の名前が出てこない話、我が家では度々ある光景ですが、わけいさんのお家でもあるんですね。ちょっと安心しました。
    2020年11月21日 17:19
  • わけい

    torさんへ
    コメントどうもありがとうございます。

    ずーと中止になっていた、自治会の地域清掃と花いっぱい運動が本日あって、今年はこれで終わりかな?あとは広報誌の発行か・・・と、やりたくない活動をやってます。

    Googleレンズは、PCとスマホ(iPhoneとAndroid)でしばらく前に使ってみたのですが、まだまだ発展途中の気がしましたが、各種の機能が上手く活躍できるようになって欲しいと思います。
    私はまだ使い方が悪いせいか、「重宝してます」までは、体験していないようです。

    最近やたらと「Pinterest」のポップアップ画面が出て、煩わしいのですが、アカウント登録はしてません。でも人気があるそうです。
    こちらにも「Pinterestレンズ」といった、似た機能があるのですが、(別の機能の画像リンクの方が主です)、色々新たなシステムが出来ても、追いつけない状況です。
    2020年11月22日 14:27
  • わけい

    すずりんさんへ
    コメントどうもありがとうございます。

    とてもいい機能ですが、現時点ではいまいちの気がしますので、すずりんさんがおっしゃる通り、私も「進化するのを期待」しています。

    名前が出てこないのは私の得意技です。
    これには自信がありますが、おそらく私より上手の方はいるとは思いますが、そうざらにはいないでしょう。
    ですから、「あ~名前が出ない」に関して、すずりんさんより私の方が上手だと思います。(自慢できませんが(笑))
    2020年11月22日 14:37