Hで始まるデンドロビウムの原種

Hで始まるデンドロビウム

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Dendrobium harveyanum

デンドロビウムの原種の正名とされる1232種、異名を含めて2000種以上の種について、把握できるものすべてをまとめました。
データが大きいので、種形容名の先頭文字ごとにページを分割して、リンク形式でこのブログが構成されています。
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番号 種名 Dendrobium 説明
441 habbemense P. van Royen (D.spathulatilabratum P. van Royen)
オクシグロッスム節 ニューギニアに分布。
* haeckeanum Steudel. (ときどきD.haenkeanumとつづられるが、それは通常Geodorum densiflorum (Lamarck) Schlechterの異名とされている。)
442 haemoglossum Thwaites (D.haemoglossumはときどきD.salaccense (Blume) Lindleyの異名にあげられる。)
インド、スリランカに分布。
* haenkeanum Steudel (ときどきD.haeckeanumとつづられるが、それは現在Geodorum densiflorum (Lamarck) Schlechterの異名とされている。)
443 hagerupii J.J.Smith スマトラの北部中央に分布。
* hainanense Masamune and Hayata not Rolfe (D.miyakei Schlechterと同種。)
* hainanense Rolfe (D.parciflorum Rchb.f. ex Lindley not Kranzlinと同種。)
+ hainanense 伊豆コーカエンのカタログNO.9では、姫竹の葉石コクとして記載されている。
+ halconense
445 hallieri J.J.Smith ボルネオに分布。
446 halmaheirense J.J.Smith モルッカ諸島に分布。
447 hamadryas Schlechter パプアニューギニアの北部に分布。
448 hamaticalcar J.J.Wood and Dauncey(1993) ボルネオに固有。400-900mの低地や丘陵の森に生育する。種形容語は、フック状の距のようなメンタムに関して、ラテン語のhamatusは先端がフック状、calcarは距の意味。Calcarifera節に属す。この印象的な種は長いメンタムがあり、その形は半円のフック又はほとんど円状にまで曲がっている。D.sarawakenseに近いが、それはより広いリップで2~3の縦状のキールとより短く、より少ないフック状のメンタムを持つ。
449 hamatum Rolfe ベトナム産の1つのコレクションがある。
450 hamiferum Cribb スパチュラータ節、ニューギニアに分布。
* hanburyanum Rchb.f. (D.lituiflorum Lindley と同種。)
451 hancockii Rolfe (D.odiosum Finet)
雲南とその周辺の標高500-2500mに自生する。笹に似た葉から竹葉セッコクと呼ばれる。栽培は容易。バルブは中程より太く、上部は細くササのようである。花はchrysotoxum に似たツヤのある黄色の花を付ける。有香。
* haniffii Ridl. (D.tortile Lindl.と同種。)
* harrisoniae Hooker (現在はBifrenaria harrisoniae Rchb.f.の異名とされている。)
452 harveyanum Reichb.f. カリスタ節。タイ、ミャンマーに分布する。バルブは紡錘形で縦に溝が入り、高さ15-30cm、頂部近くに光沢のある革質葉を2-6枚つける。バルブの上部から長さ15㎝で細い花茎を生じ、3-5(-12)輪の花をつける。2-3年前のバルブからも咲く。花径は5㎝、ペタルとセパルは鮮黄色で縁が羽状に細裂して美しい。リップには円形で広く広がり長い毛が密生し中央に濃いブロッチがある。平開する。無香の説明とneworchids76では有香の説明がある。春(4-5月)咲。長く咲く。栽培はやや難しい、水を控え目にするとよい。寒冷で湿気のある環境がよい。冬は長い休眠を与え、最低温度10℃。
453 hasseltii (Bl.)Lindley ペディロヌム節。ジャワ、インドネシアフローレンス島、海抜1800-3000mに分布する。バルブは1.2m長で太く、弓状になる。葉は披針形で狭く、バルブの節々にごく短い花茎をつける。各花茎に2-4輪つける。紫桃色花、リップの喉にオレンジ色が美しい小輪花。D.roseatum に非常によく似た花。希少種。夏~秋咲。光は2500-4000fc。直射日光は避けること。温度は年間を通じて昼の平均17-19℃、夜の平均11-12℃。温度差には適応力がない。水は春-秋は非常に多く冬はやや少ない。年間を通じて生育環境を確保する。
* hasseltii Richb.f. not (Bl.)Lindley (Ephemerantha angulata (Blume) P.F.Hunt and Summerhayesの異名とされ、それは現在Flickingeriaの異名とされている。)
* hastatum Persoon (現在はMaxillaria hastata Ruiz and Pavonの異名とされている。)
454 hastilabium Kranzlin イリアンジャヤに分布。
* hawkesii A.H.Heller (D.fimbriatum Hookerと同種。)
* hedyosmum Batem. (D.scabrilingue Lindl.と同種。)
* heishanense Hayata (D.moniliforme (Linn.)Swartzと同種。)
* helenae Chadim (D.rigidifolium Rolfeと同種。)
455 helix Cribb (D.’pomio brown’として通常栽培され、交配されている。Cribbは、D.talasea(ライム-黄色型)として売られている植物は独立した種として記述されておらず植物園の標本に基づいていると示唆しているとし、彼は両者に相違は認められないとしている。)
スパチュラータ節。ニューブリテインに分布。茎は群がって1-2.2m又はそれ以上、ケーンタイプで、基部が少し膨らみ7.5㎝径までになり、乾燥しているときは黄オレンジ色をしている。
456 hellerianum A.Hawkes (D.inflatum Schlechter)
ジャワ、パプアニューギニアの北部に分布。
457 hellwigianum Kranzlin (D.rhaphiotes Schltr, D.geluanum Schltr, D.cyananthum Williams)
オクシグロッスム節。ニューギニアに分布する。小型種。わずかずつ色や形の異なる近縁種がいくつかある。葉は肉厚で円筒形であることに特徴があり、長さ約3-10㎝。バルブの頂部に、極短い花茎に、径2.5㎝の花を2-3輪付ける。セパルとペタルはピンク色~紫色、グレイッシュな白色~青色(紫色のメンタムがある)又はクリーミーな黄色、リップの先は明るいオレンジ色~オレンジ赤。花保数カ月。主に夏咲。夏は涼しくする。 D.violaceum に似ているが、より小型。青色のタイプは、過去には誤った名前D.coerulescensとして知られていた。
. hellwingianum (hellwigianumの誤り)
458 helvolum J.J.Smith ボルネオに固有。
459 hemimelanoglossum Guillaumin ベトナムに分布。
460 hendersonii Hawkes.& Heller. (D.fugax Schlechter not Rchb.f., D.ridleyanum Kerr, D.rudolphii A.Hawkes and A.H.Heller :Seidenfaden and WoodはD.fugaxだけを異名に含めている。)
タイ、マラヤ、ボルネオ、スマトラに分布。
461 henanense J.L.Lu and L.X.Gao 中国に分布。
462 henryi Schlechter (Seidenfadenは、D.daoense(D.daoensis)GagnepainはD.henryiの異名であると述べた。)
ベトナムの北部、中国の南西部に分布。
* henshallii Rchb.f. (D.transparens Lindl.と同種。)
463 hepaticum J.J.Smith ボルネオの西部に分布。
464 herbaceum Lindley (D.ramosissimum Wight)
インドに分布。
465 hercoglossum Reichb.f. (D.vexans Dammer,Callista hercoglossa (Rchb.f.)O.Ktze.,C.amabilis Kraenzl. non Lour.)
 (D.poilanei Guillaumin, D.vexans Dammer, D.wangii Tso :SeidenfadenはD.linguellaはときどきD.hercoglossumと呼ばれるべき植物に誤って適用されると報告している。彼は2つの種は別々の存在と信じている。IOCは、D.linguellaはD.hercoglossumの異名にあげているが、交配種登録は両方の名前で行われている。)
ブラキアンテ節。南西中国、タイ、インドシナ、マラヤに分布。 バルブは細長く半下垂する。花序は葉のある又は落葉したバルブに生じ、2-5花つける。花は白色又はピンク色で大変上品で美しい。距は分かりにくい。リップは柄がほとんどなく、2部分から成り1-1.5㎝長。リップの基部が球形で、非常に凹状で、サイドはコラムを包んでいて、内側に軟毛があり、前方の縁は交差するふさ状のひだになっている。リップの先が三角形の披針形で、鋭尖頭で毛がない。ずい頭は濃紅色。春-夏まで次々に咲く。
 aduncum に類似しているが、セパルの幅がaduncum は8-12㎜で広く卵状で尖っているが、hercoglossum は5-7㎜で細く槍先状で尖っている。hercoglossumは距がより目立たず、リップが2つの異なった部分に分かれている。D.linguella Rchb.f.にも類似する。
466 herpetophytum Schlechter (オリジナルの記述ではD.herpetophytumとつづられたが、ときどき後の著作でD.herpethophytumとつづられる。)
パプアニューギニアに分布。
* heterobulbum Schlechter (Ephemerantha heterobulba (Schlechter)Hunt and Summerhayesに移されたが、それは現在Flickingeriaの異名とされている。)
467 heterocarpum Lindley & Wall. (D.atractodes Ridley, D.aureum Lindl.,D.rhombeum Lindl.)
デンドロビウム節の2グループ。インド、スリランカ、タイ、フィリピンに分布。30-50㎝の太いバルブが直立または半下垂し、落葉性。バルブの上半分に6㎝の花を付ける。花は淡黄色、リップ同色に茶色の脈入り、のどの近くに大きな斑点がある。ノビル系の親として使われている。有香。冬・春咲。中温性、冷涼で湿気のあるところが適している。
var. henshalli
var. pallida
* heterocaulon Guillaumin (D.exile Schlechterと同種。)
468 heterochromum (Schlechter)J.J.Smith (Cadetia heterochroma Schlechter :Cadetiaは現在は何人かの植物学者に正当な種と考えられているので、この植物は再びCadetiaであるかも知れない。)
パプアニューギニアに分布。
469 heteroglossum Schlechter パプアニューギニアの北部に分布。
* heteroideum Blume (現在はCadetia heteroidea (Blume) Schlechterの異名とされている。)
* heterostigma Rchb.f. (D.secundum (Blume)Lindl.と同種。)
470 hexadesmia Rchb.f. オリジナルは、種がいつ記述されたか不明でいつから報告されているか不明。
471 heyneanum Lindley インドに分布。
+ hikdebrandtii Roxb. (10)に名前だけ登場する。
* hildebrandii Kranzlin not Rolfe (ときどきD.hildebrandiとつづられる。D.heterocarpum Lindleyと同種。)
* hildebrandii Rolfe. not Kranzlin (D.signatum Reichb.f. と同種)
デンドロビウム節の1グループに分類される。名は人名Hildebrandtによる。タイ、ミャンマーに分布する。バルブは高さ50-60cm。支柱がないと湾曲する。葉は披針形、長さ約10cm、光沢がある。花は落葉したバルブの各節に2輪ずつ着く。花はD.nobile に似る。花被は白色~微紅色(ピンクかクリームホワイト)、リップの喉部は黄色。花径6-7cm。春咲。中温性。
* hillii F.Mueller not Hooker (現在はSarcochilus hilliiの異名とされている。)
* hillii Hooker f. (D.speciosum と同種。)
472 hippocrepiferum Schlechter パプアニューギニアに分布。
* hirsutum Griff. (D.longicorun Wall. ex Lindl.と同種。)
473 hirtulum Rolfe ビルマ?に分布。
* hispidum F.Mueller (現在はCadetia maideniana (Schlechter)Schlechterの異名とされている。D.hispidum var. taylori (F.Mueller)Baileyは現在Cadetia taylori (F.Mueller) Schlechterの異名とされている。)
* hispidum A.Richard (現在はCadetia hispida (A.Richard)Schlechterの異名とされている。)
* histrionicum Schlechter (D.brymerianum Rchb.f.と同種。)
474 hodgkinsonii Rolfe 1900 ラトゥーレア節のspectabileグループ。東ニューギニアに分布。
475 hollandianum J.J.Smith イリアンジャヤに分布。
476 hollrungii Kranzlin (SchlechterはD.kaernbachii Kranzlin, D.pachyceras F.Mueller, D.smilliae Kranzlin not F.Muellerを異名に含めた。J.J.Smithは明確に同意せず、同種をD.smilliae F.Muellerの異名にあげた。しかしながら、J.J.Smithの異名の最近の使用は見あたらない。D.hollrungii Kranzlin var.australiense RendleはD.smilliae F.Muellerの異名。)
パプアニューギニアの北部に分布。
* hollrungii Kranzlin var. australiense Rendle (D.smillieae F.Muell.と同種。)
477 holochilum Schlechter パプアニューギニアの北東部に分布。
* holttumianum A.Hawkes and A.H.Heller (D.cinnabarinum Rchb.f.と同種。)
* homochromum J.J.Smith (正しく移されなかったが、Schlechterはこの植物をCadetia homochroma (J.J.Smith) Schlechterの異名とした。)
* homoglossum Schlechter (現在はFlickingeria homoglossum (Schlechter) A.Hawkesの異名とされている。)
* homonymum Steudel (Ephemerantha angulata (Blume) P.F.Hunt and Summerhayesの異名にあげられているが、それは現在Flickingeriaの異名とされている。)
+ hookeriana 極珍種。黄花。
478 hookerianum Lindley (ときどきD.hookeranumとつづられる。D.chrysotis Rchb.f.は異名。KranzlinはD.brachystachyum Rchb.f.をD.hookerianumの変種と見なした。)
ネパールの中央部、インドの北東部、中国の雲南に分布。
479 hornei S.Moore ex Baker スパチュラータ節 フィジー諸島に分布。
480 horstii J.J.Smith イリアンジャヤに分布。
481 hosei Ridl. (J.J.WoodはD.multicostatum J.J.SmithとD.pluricostatum Schlechterを異名に含めた。SeidenfadenとWoodはD.hosei Ridley var. pelor Carrだけを含めた。)
ボルネオ、マラヤ、ニューギニア、アドミラルティ諸島に分布。
482 hughii Reichb.f. (D.hymenopterum as used by Ridley not Hooker f., D.lepidum Ridley)
マラヤに分布。
483 humboldtense J.J.Smith イリアンジャヤに分布。
* humicolle Schlechter (SchlechterはD.humicolleの名前をDiplocaulobium humile Ridleyに用いたが、彼はこの使用の正式の発表をしなかった。)
484 humifusum Kranzlin (D.reptans Ridley not Swartz)
パプアニューギニアに分布。
* humile Smith (現在はCoelogyne humilis Lindleyの異名とされている。)
* humile Wight (D.microbolbon A.Richardと同種。)
485 huoshanense G.Z.Tang and S.J.Cheng 中国に分布。
486 huttoni Rchb.f. マレーシアのアルキペラゴのチモール島に分布。
* hydrophilum J.J.Smith (ときどきD.hydrophyllumとつづられる。現在はDiplocaulobium hydrophilum (J.J.Smith) Kranzlinの異名とされている。)
* hymenanthum Hooker f. not Reichb.f. (D.hymenopterum Hooker f.と同種。)
487 hymenanthum Reichb.f. not Hooker f. (D.micholitzii Rolfe, D.quadrangulare Parish and Rchb.f. :Seidenfadenは前述の異名の可能性について論議し、1994年に、その植物はD.hymenanthumと呼ばれるべきと述べた。MerrillはDendrochlum hymenanthum Vidalの名前を異名に含めたが、ValmayorはDendrobium hymenanthum Vidalとして異名に含めた。)
タイ西部、ビルマ、タイ半島、マラヤ、ボルネオ、フィリッピンに分布。
* hymenanthum Vidal (D.hymenanthum Reichb.f.と同種。)
488 hymenocentrum Schlechter (Lewis and CribbはD.hymenocentrumはD.macfarlanei F.Muellerに似ていると指摘し、その関係の再考の必要性を提起した。)
 ブーゲンビレ、パプアニューギニアの北部に分布。
489 hymenopetalum Schlechter スマトラに分布。
490 hymenophyllum Lindley スマトラ、ジャワの西部と中央部に分布。
491 hymenopterum Hk.f. not Ridley (D.hymenanthum Hooker f. not Rchb.f., D.siggalanense Kranzlin)
タイの南東部、マラヤ、スマトラに分布。
* hymenopterum as used by Ridley not Hooker f. (D.hughii Rchb.f.と同種。)
. hyperanthiflorum Kranzlin (D.lyperanthiflorumのつづり誤り。D.insigne (Blume)Rchb.f.と同種。)
492 hypodon Schlechter (SchlechterはD.capitellatum Kranzlinを異名に含めた。Hellerは後にD.capitellatum KranzlinをD.christianae A.H.Hellerに移し、それゆえ明らかに両者は異名である。)
スラウェシに固有。
493 hypopogon Kranzlin スマトラに分布。
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