Lで始まるデンドロビウムの原種

Lで始まるデンドロビウム

lichenastrum.jpg
Dendrobium lichenastrum

デンドロビウムの原種の正名とされる1232種、異名を含めて2000種以上の種について、把握できるものすべてをまとめました。
データが大きいので、種形容名の先頭文字ごとにページを分割して、リンク形式でこのブログが構成されています。
このページは、種形容語のイニシャルがLのデンドロビウムについて書いています。

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番号 種名 Dendrobium 説明
* labangense J.J.Smith (ときどきD.labangensisとつづられる。それは現在Flickingeria labangense (J.J.Smith) J.J.Woodの異名とされている。)
* labuanum Lindley (現在はEpigeneium labuanum (Lindley) Summerhayesの異名とされている。)
559 laceratum Schlechter パプアニューギニアの北東部に分布。
560 laciniosum Ridl. (現在はFlickingeria laciniosa (Ridl.) A.Hawkesの異名とされている。)
561 lacteum Kranzlin パプアニューギニアに分布。
* lactiflorum (Schlechter)J.J.Smith (正しく移されなかったが、Schlechterはこの植物をCadetia lactiflora Schlechterの異名とした。)
562 lacustre Schlechter (D.conostalix Kranzlin not Rchb.f.)
スラウェシに固有。
* laetum Schlechter (D.cuthbertsonii F.Muellerと同種。)
. laerifolium D.laevifolium Stapfの誤りと思われる。
563 laevifolium Stapf (D.occultum Ames)
オクシグロッスム節、ニューギニア、ブーガニヴィル、ソロモン諸島、サンタクルーズ諸島に分布。バルブは1-5㎝長。葉は2枚で落葉性。花序は短く、葉のない頂部から生じる。花は1花序に通常1-2でまれに4花。花色は変化があり、セパルとペタルは通常クリーム色、しばしばムーブ色、赤色、紫色、ピンク色が重なる。リップはたいてい薄い同色。光は2000-3000。温度は年間を通じて昼の平均21-22℃、夜の平均13-14℃。年間を通じて生育環境を維持する。水は冬はいくらか少なくするものの完全に乾かしてはいけない。完全に乾かさなければ栽培と開花は易しいとのこと。
564 lagarum Seidenfaden タイの北部に分布。
* lageniforme J.J.Smith (現在はDiplocaulobium lageniforme (J.J.Smith) Kranzlinの異名とされている。)
565 lagorum P.van Royen (SeidenfadenはこれはもはやDendrobiumではないとしているが、移すところが見あたらない。)
イリアンジャヤに分布。
566 lambii J.J.Wood ボルネオのサバに分布。
567 lambusiforme Schlechter パプアニューギニアに分布。
568 lamellatum (Bl.)Lindley (Onychium lamellatum Blume : SeidenfadenはD.compressum Lindleyを異名に含め、ValmayorはD.platycaulon Rolfeを異名に含めている。Merrillは、Kranzlinの使ったD.lamellatumはD.platycaulonに帰するものとした。)
(D.platycaulon Rolfe.と同種。)
東南アジアに分布。ラオスからモールメイン、ビルマ、南はタイ半島を通ってマラヤ、スマトラまで、ジャワの西部、ボルネオの北部、フィリッピンに分布。
569 lamelluliferum J.J.Smith ボルネオの西部に分布。
570 lamii J.J.Smith イリアンジャヤに分布。
* lamonganense Rchb.f. (ときどきD.lamorganenseとつづられるが、それは現在Eria pilifera Ridleyの異名とされている。)
571 lampongense J.J.Smith マラヤ、サバ、スマトラに分布。
572 lamprocaulon Schlechter (KranzlinはD.lamprocaulon SchlechterをD.platygastrium Rchb.f.の異名としているが、この異名の最近の使用は見あたらない。)
パプアニューギニア沖のニューアイルランド島に分布。
573 lamproglossum Schlechter パプアニューギニアに分布。
+ lamyaiae タイ産。ユニカムに似た株。花はオレンジ色、株の割に大きな花をつける。
* lanceola Swartz (現在はPleurothallis lanceola Sprengelの異名とされている。)
* lanceolatum Gaudich (伝聞によればモルッカ諸島産であるが、Kranzlinは不完全な記述の種のリストに含めた。)
574 lancifolium A.Richard (D.lilacinum Teijsm. and Binn. not Rchb.f., D.vulcanicum Schlechter)
インドネシアに分布。バルブは30cm。葉は革質で各節につけ、長さ10cm。バルブの上部から短い花茎を出し、緑色の花(写真の花色は赤紫色)を数輪つける。中高温性。
var. papuanum バルブは細く、15-30㎝。5㎝の薄い葉をつける。花茎はバルブ上部の節から短く出て径3㎝の花を2-3輪つける。春咲。
575 lancilabium J.J.Smith オクシグロッスム節 ニューギニアに分布。
576 lancilobum J.J.Wood サバ(北ボルネオ)に分布。
577 lane-poolei R.S.Rogers パプアニューギニアに分布。
578 langkawiense Gagnepain (SeidenfadenはD.monticola Hunt and SummerhayesはD.langkawienseの異名であるかも知れないとした。)
ベトナムに分布。
579 lankaviense Ridley (D.lankawienseともつづられ、それが通常使われる。しかし、Seidenfaden & Woodは、原著はD.lankavienseとして記述されたと報告している。)
マラヤの北西部の海岸のかなり離れたラングカウィ島に分布。
* lankawiense Ridley (D.lankaviense Ridleyを参照のこと。)
* lapeyrouseoides Schltr. (D.cyanocentrum Schltr.と同種。
580 lasianthera J.J.Smith (D.stueberi Hort. , D.ostrinoglossum Rupp)
スパチュラータ節、種形容語は長い軟毛を有するの意。ニューギニア低地(北東イリアンジャヤと北西パプアニューギニア)に分布。太く硬直なバルブは直立し、1mを超え、ケーンタイプ。上部に広楕円形の肉厚で革質な葉をつける。葉長は10-15cm。花茎はバルブ頂の節より直立またはやや斜めに60cmまでに伸び、10-20輪をつける。花は、大きくて光沢があるローズ紫色と栗色で、大きなリップは下にくぼんで中央裂片は側が折り返っている。スパチュラータ節の中では最も見応えがある。花弁は細く薄紫色~褐紫色で変化に富み、ねじれながら斜上する。リップは紅紫色。側萼の基部は合して距となる。花保良好(2-3カ月)。夏-秋咲。湿度と高温と強光が必要。冬の最低温度15℃。
+ lasiniosum ボルネオに分布。
581 lasioglossum Rchb.f. (ときどきD.lassioglossumとつづられる。)
ビルマに分布。
582 latelabellatum A.Gilli パプアニューギニアに分布。
583 laterale L.O.Williams ビルマの西部に分布。
* lateriflorum Ridley (D.puniceum Ridleyと同種。)
* latifolium H.B. and K. (現在はMaxillaria latifolia Lindleyの異名とされている。)
584 latifrons J.J.Smith ニューギニアに分布。
* latilabre J.J.Smith (D.tenellum (Blume) Lindleyと同種。)
* latoureoides (Schlechter)J.J.Smith (正しく移されなかったが、Schlechterはこの名前をCadetia latoureoides Schlechterの異名と見なした。)
585 laurensii J.J.Sm. 1920 ラトゥーレア節(punamenseグループ) モルッカ諸島に分布。
* laurifolium (Kranzlin)J.J.Smith (現在はEpigeneium laurifolium (Kranzlin) Summerhayesの異名とされている。)
586 lauterbachianum A.Hawkes (D.obtusum Schlechter)
パプアニューギニアの北部に分布。
* ×lavarackianum M.Clements (自然交雑種で、D.bigibbum LindleyとD.×superbiens Rchb.f.とのバッククロスと思われている。この交配はD.bigibbum var.venosum F.M.Bailey, D.bigibbum forma venosum (Bailey) Bailey, D.bigibbum var.georgei C.Whiteとしても知られている。)
* lawanum Lindl. (ときどきD.lawianumとつづられる。D.crepidatum Lindleyと同種。)
587 lawesii F.Muell. カリプトロキルス節、種形容語は人名W.G.Lawesに因む。ニューギニアの湿度の高い森のコケにおおわれた幹や根に着生する。バルブは細く、高さ10-15cm(20-40㎝)。葉は幅8-15mm、長さ7-11mm、狭長楕円形で先がとんがり、光沢ある革質で互生する。落葉した古いバルブの節に5-8輪の鮮朱赤色(セパル、ペタルは淡赤、リップは白色)の釣鐘状の筒状花が房になって咲く。先端部のみが開く。斜めに下垂する。バルブの各節に楕円形で革質の葉をつける。花保2-3ヶ月。不定期咲。低中温性。夏期は冷涼を好む。やや光線を好み、乾かし気味に栽培すると良い。
* lawianum Lindley (Seidenfadenはこの名前をD.lawanumとつづる。D.crepidatum Lindleyと同種。)
588 lawiense J.J.Smith ボルネオに分布。
589 laxiflorum J.J.Sm. スパチュラータ節、モルッカ諸島のハルマヘラ島のみに分布。
* laxum Swartz (現在はPleurothallis laxa Lindleyの異名とされている。)
* ledifolium J.J.Smith (現在はCadetia ledifolia (J.J.Smith)W.Kittredgeの異名とされている。)
* leeanum O’Brien (この植物はサンダーのリストにD.phalaenopsis FitzgeraldとD.×superbiens Rchb.f.の交配として含まれている。)
* legareiense J.J.Smith (正しく移されなかったが、Schlechterはこの植物をCadetia legareiensis (J.J.Smith) Schlechterであると見なした。)
590 leonis (Lindley) Reichb.f. (Aporum Leonis Lindl.)
アポルム節、種形容語は獅子の如き。花がライオンの口のように見えることによる。ボルネオ、スマトラ、マレー半島の低地に分布する。茎は斜状又は下垂し長さ10-20cm。葉は扁平きわめて肉厚で短く、重なり合ってつく。多肉植物のように見える。長さ1.5cm。花はバルブ頂部に1つ又はペアでつき、径1.5㎝。淡い緑色っぽいクリーム色で外側に紫~赤色の模様がある。リップは黄色肉厚、先端部に低い突起があり、赤っぽい紫色のブロッチがある。春-夏咲。有香(vanillaのような強い芳香)。湿度と高温、冬の最低温度15℃が必要。
591 leontoglossum (Ridley) Schlechter (Trichoglottis leontoglossa Ridley)
ニューギニアに分布。
* leopardinum Schlechter (D.schweinfurthianum A.Hawkes and A.H.Hellerと同種。)
* leopardinum Wallich (現在はBulbophyllum leopardinum Lindleyの異名とされている。)
* lepidochilum Kranzlin (D.dactylodes Rchb.f.と同種。)
* lepidum Ridl. (D.hughii Rchb.f.と同種。)
+ lepinorum (10)に名前だけ登場する。
592 lepoense Schlechter スラウェシの南東部に固有。
593 leporinum J.J.Sm. スパチュラータ節、モルッカ諸島、北ニューギニアに分布。
594 leptocladum Hayata (D.tenuicaule Hay. not Hooker f.)
台湾に固有。
* lessoni Colenso (D.cunninghamii Lindley not Steudelと同種。)
* leuchophotum Rchb.f. (D.affine (Decaisne)Steudelと同種。)
595 leucochlorum Rchb.f. ビルマに分布。
* leucochysum Schlechter (D.bracteosum Rchb.f.と同種。)
596 leucocyanum T.M.Reeve パプアニューギニアの北部にに分布。極小型種。バルブの頂部に白い小花を多数付ける珍花。
. leucoheanum D.leucocyanum T.M.Reeveの誤りと思われる。
ニューギニア島原に分布。小豆大のバルブの上部より短い花茎を伸ばし空色を帯びる淡緑色の小輪花を5-10輪着花、小型。
597 leucohybos Schltr. 1912 ラトゥーレア節のpunamenseグループに分類される。ニューギニアに分布。
* leucolophotum Reichb.f. (D.affine (Dcne) Steud.と同種。)
* leucorhodum Schlechter (D.anosmum Lindl.と同種。)
* levatii Kranzlin (詳細不明)
598 leytense Ames フィリッピンに分布。
599 lichenastrum (F.Muell.) Kranzlin (Bulbophyllum lichenastrum F.Muell.)
リゾビウム節 種形容語は地衣と星の意。オーストラリアに分布。匍匐茎が分枝しながら樹幹や岩上を這い、根茎は径0.1cmで、5ー10cm間隔に極短い茎を生じ、長さ4-10㎜の多肉葉を1枚ずつつける。小型種。葉は太く短い紡錘形、花茎は長さ5-15㎜で葉の基部から生じ、径約5mmの小花を1花つける。短い筒状花。セパルは黄白色-褐桃色で赤い筋が入る。ペタルは白色で極小さく細い。リップはオレンジ黄色で、細長く、厚みがあり、3裂しない。不定期咲(開花-95・6)。花は小さいが強い香がある。中温性。板付き栽培で、湿度と十分な水と冬の最低温度6℃。草姿はDen.linguiforme に似るが、より小さい葉と単独花で花はアポルム節のD.leonis に似る。変化に富んだ種。
var. prentic オーストラリアに分布する。普通種に比べ葉が大きい。
*var. prenticei (F.J.Muell.) Dockr. (D.prenticei (F.Muell.) Nichollsと同種) 基準変種に比べ、根茎が2㎜と太い。葉は長さ1-4cm、卵形、楕円形、紡錘形、円筒形と変化に富む。分布も広く、花は年数回以上咲く。
*var. prenticei (F.J.Muell.) Dockr. (D.prenticei (F.Muell.) Nicholls forma aurantiaco-purpureum (Nicholls) Dockr.と同種)
* lichenicola J.J.Smith (D.cuthbertsonii F.Muellerと同種。)
* ligulatum Persoon (現在はMaxillaria ligulata Ruiz and Pavonの異名とされている。)
* lilacinum Rchb.f. not Teijsm. and Binn. (D.swartzii A.Hawkes and A.H.Hellerと同種。)
* lilacinum Teijsm. and Binn. not Rchb.f. (D.lancifolium A.Richardと同種。)
600 limii J.J.Wood ボルネオに分布。
601 linawianum Reichb.f. (D.alboviride Hay., D.moniliforme Lindley not Swartz)
デンドロビウム節の1グループに分類される。台湾に分布。小型種。花は落葉した古いバルブの節に2-3輪つく。花径5cm、花色は白~淡桃色、リップは白色で基部と弁端は鮮濃紅。春咲。中低温性。
var. majus
* lindleyanum Griff. (D.nobileLindl.と同種。)
602 lindleyi Steudel (D.aggregatum Roxb.,Calliste aggregata (Roxb.) O.Kuntzeと同種。)
カリスタ節、種形容語は群生するの意。タイ、ラオス、ミャンマーに分布。バルブは8稜の紡錘形、高さ5-10cm、白色の薄い葉鞘で覆われ、1葉を頂生する。葉は濃緑色、長楕円形、厚肉、長さ5-6cm。花茎は葉のすぐ下の節より生じ、黄色の花を10輪余りつけ、下垂する。モンキチョウが群れているような花。花は、平開し、径約3cm。春咲。花命やや短い。ヘゴ板植えに適す。真夏は20%遮光し、その他は直射光線下で管理する。春~夏は水やりを多くするが、秋は控え、冬はすっかり乾燥させ休息させないと花つきが悪い。春~夏まで1000倍液肥を月3-4回。最低温度6℃。ノビル系よりやや高め。
※ D.aggregatum var. jenkinsii (Wall.)Lindley はD.jenkinsii Wall. ex Lindl.として別種として扱う方が理解でき、草姿はより小形で、花が1花で小さく花色も淡い。
var. majus Rolfe 花が大きい。
603 lineale Rolfe. (D.veratrifolium Lindl., D.cogniauxianum Kraenzl., D.augustae-victoriae Kraenzl., D.imperatrix Kraenzl., D.grantii C.T.White, D.veratroides Bakh.)(D.gouldiiと近縁)
スパチュラータ節、ニューギニアと付近の島々の低地に分布。高温を必要とする丈夫な種で2m以上にもなる。花は普通白色にリップに紫色の筋が入るが、ペタルは色の変化が有る。ペタルは半分ねじれているものと少しもねじれていないものがあり、先は丸くあるいは丸みがあり、リップの中央裂片は長方形で縁が波打っている。D.veratrifolium はこの種の以前使われた名。
604 linearifolium Teijsm. and Binn. (D.gracile Kranzlin not Lindley)
ロパランテ節。インドネシアフローレンス島に分布。バルブの基部は細くその上部の3節が太り、その先は細く長い茎となり、枝を出す。リップに赤筋入る透明感のある白花を落葉した細い枝に1花ずつつける。
* lineatum Teijsm. and Binn. (Kranzlinはこれを正しくない名前と見なし、そして、J.J.SmithはそれをD.linearifolium Teijsm. and Binn.の異名とした。 )
* linguaeforme Sw. (D.linguiforme Sw.と同種。)
605 linguella Reichb.f (D.hercoglossumと類似)
デンドロビウム節、タイに分布。茎は35cmで細く湾曲し群生する。花は径2cm、披針形で淡藤色、基部は淡い。リップは丸く有毛で先端はくぼみ、白色で先端は淡藤色。春咲。類似種にhercoglossum Rchb.f.があるが、hercoglossumは茎が先に行くほど太く、aduncumと本種に比べてコラム脚がコラムより短く、その先端部に耳状突起がない。
606 linguiforme Sw. (D.linguaeforme Sw.)
リゾビウム節、オーストラリアに分布。種形容語は舌のようなの意。根茎は分枝しながら這い、茎はないようにみえる。葉は極めて肉厚く縦溝の入り、約4㎝長。花序は6-13㎝長、弁の細い白色花を細い花軸に多数(10花以上)つける。花は白色で平開し、径2.5㎝。リゾビウム節のD.wassellii, D.teretifolium と花の姿が似ているが、D.mortii, D.rigidum, D.lichenastrum とは花の姿が異なる。冬-春咲。有弱香。中温性。耐寒性で最低温度1℃。乾燥に強い。強光好む。通風が悪いとすぐに日焼けする。ヘゴ板につけると良い。
var. linguiforme
var. nugentii F.M.Bailey 名前はL.J.Nugentに因む。草姿はvar. linguiformeに似る。葉は大きく、厚く、広く、より丈夫。縦のしわがよりはっきりしていて表面があらい。花はセグメントがより短く、花序の花は密ではない。ペタルはセパルより長い。側裂片は赤紫色の模様がはっきりしている。
var. huntianum Rupp 名前はT.E.Huntに因む。草姿は標準変種に似ているが、花は異なる。狭く細長い葉。
var. nugentae オーストラリアに分布。花茎は葉の基部から生じ、15㎝前後。花は白色でペタルは短く波状、秋-冬咲。葉は普通種より大きく丸形。
* listeroglossum Kranzlin (D.parcum Rchb.f.と同種。)
607 lithocola D.Jones and M.Clements (ClementsはD.bigibbum Lindley var.phalaenopsis(Fitzgerald)F.M.Bailey forma compactum(C.White)G.L.Piper, D.bigibbum forma compactum(C.White)St.Cloud, D.bigibbum subvar.compactum(C.White)St.Cloud, D.bigibbum var.superbum Hort. ex Rchb.f. subvar.compactum(C.White)Dockrill, D.phalaenopsis Lindley var.compactum C.Whiteを含めた。 :D.bigibbum Lindleyを参照のこと。)
オーストラリアに分布。
608 litorale Schlechter パプアニューギニアの北部に分布。
609 litoreum F.M.Bailey パプアニューギニアに分布。
+ litoveum ストロンジャイル節。ニューギニア産。バルブは極細、肉厚の葉を交互につける。花はバルブの頂部につけ、純白でリップの中程に黄色が入る。このタイプのデンドロビウムの中では最も美しい種の一つ。
610 lituiflorum Lindley(1856) (D.hanburyanum Rchb.f.(1856))
デンドロビウム節の1グループに分類される。インド、ヒマラヤ、ミャンマー、タイに分布。花の色と茎に変化がある。バルブは長さ45-60cmで下垂する。花は上部の節から2-5輪ずつつく。花径5-8㎝。セパルは紫色で基部は薄い。ペタルは幅が広く紫色で濃い。リップはトランペットのように先が反転し、栗色の円形班の周りは白い。リップは軟毛を生じる。喉部はときに褐色班が入る。典型的なノビル系。強健。花つきは良い。春(~初夏)咲。高温性。強光好む。
var. candidum Reichenbach f. 白色の品種
var. candida
var. freemanii (D.freemanii)
var. robustior Rchb.f. 直立の丈夫な茎の品種
* lividum Teijsm. and Binn. (この名前は正しくないとされている。)
611 lobatum (Bl.)Miq. (Aporum lobatum Blume, D.rhizophoreti Ridley : KranzlinとJ.J.SmithはD.bicornutum Schlechterを異名に含めたが、最近の著者は続いていない。)
スマトラ、ジャワ、ボルネオ、マラヤの低地に分布。
* lobbii Lindley not Teijsm. and Binn. (D.aloifolium (Blume)Rchb.f.と同種。)
612 lobbii Teijsm. and Binnend. not Lindley (D.calcaratum Lindley, D.conostalix H.G.Reichb.)
コノスタリクス節、オーストラリアに分布。
613 lobulatum Rolfe and J.J.Smith ジャワの西部、スマトラ、ボルネオ、そしておそらくアンボン島とスラウェシに分布。
614 lockhartioides Schlechter (D.atropurpureum Kranzlin)
スラウェシのミナハッサ半島に分布。
615 loddigesii Rolfe (D.pulchellum Loddiges not Roxburgh, D.seidelianum Rchb.f.)
デンドロビウム節の1グループに分類される。人名(G.Loddiges)にちなむ。ラオス、中国に分布。矮性種。横に這うバルブに互生する葉は楕円形、肉厚、長さ約5cm。各節に淡紅色の花を1-2花つける。急速に増殖し、花つきよく、一時全体が花で覆われる。花は径約5cm。リップは細裂し、黄目が入る。有香。丈夫で栽培しやすい。よく増える。冬は乾燥させて休息させれば春と夏にたくさんの花がつく。低中温性。
616 loesenerianum Schlechter パプアニューギニアの北部に分布。
617 loherianum Kranzlin フィリッピンに分布。
618 lohohense T.Tang and F.T.Wang 中国南西部に分布。
619 lomatochilum Seidenf. ベトナムに分布。茎は細く、針状形、長くのびる。葉は厚みがあり、長く針状形で、光沢のある緑色。花序は葉柄の頂部から出る。花は小さく、薄い白色と黄色。初夏に咲き始め長く保つ。冷涼で湿気のあるところが適している。栽培は容易。
620 lompobatangense J.J.Smith スラウェシに分布。
* lonchigerum Schlechter (Ephemerantha lonchigera (Schlechter)P.F.Huntに移されたが、それは現在Flickingeriaの異名とされている。)
621 lonchophyllum Hk.f. (現在はFlickingeria xantholeucha (Rchb.f.)A.Hawkesの異名とされている。)
* longicalcaratum Hay. (D.chameleon Amesと同種。)
neworchids67のlongicaratumは誤り。
* longicaule J.J.Smith (D.neo-guineense A.Hawkes and A.H.Hellerと同種。)
* longicolle Lindley (現在はDiplocaulobium longicolle (Lindley)Kranzlinの異名とされている。)
622 longicornu (Wall. ex) Lindley (D.flexuosum Griff.,D.fredianum Hort., D.hirsutum Griff.) (longicorunは誤り)
フォーモサエ節、インド~ミャンマーに分布。茎は細い棒状。葉は落葉性。セパルとペタルは白色、リップはオレンジ黄色の筋が全体に入り縁は赤色。中輪、花保良好。夏~秋咲。
var. wattii
var. hirsuta
. longicorun (longicornuの誤り)
* longifolium H.B. and K. (HawkesはEulophia altaの異名とみなした。)
623 longipectem J.J.Smith インドネシアに分布。
* longipes Hk.f. (現在はEpigeneium longipes (Hooker f.)Summerhayesの異名とされている。)
* longipetalum Persoon (現在はMaxillaria longipetara Ruiz and Pavonの異名とされている。)
* longirepens Ames and Schweinfurth (現在はEpigeneium longirepens (Amese and Schweinfurth)Seidenfadenの異名とされている。)
* longispicatum. (この名前はLove and Solbrigによって染色体数のリストで使われた。後の著者も同様に使った。しかしながら、元の記述や原著の記述は見あたらない、おそらく、Dendrochilum longispicatum Amesに用いられるべき引用と思われる。)
624 longissimum Schlechter パプアニューギニアの北東部に分布。
625 lowii Lindley フォーモサエ節、サラワク、北ボルネオの1000mの山の露出したところの木に着生して分布。種形容語は発見者のH.Low(1824-1905)に因む。バルブは25-40㎝で、先端近くに葉を6枚つける。葉の裏面に黒色の毛がある。花茎はバルブの頂部から出て極短く、密に2-7花つける。花は濃黄色、5㎝径、ペタルは波打ちセパルより幅が広い。リップは3裂し、側裂片は先が赤く色づき、中央裂片にはオレンジ赤色の筋にそって長い毛が生えている。有香。花保良好。初夏咲。明るい風通しの良い温室で、中温なら栽培は難しくない。
* lubbersianum Rchb.f. (D.williamsonii Day and Rchb.f.と同種。)
* lucae F.Mueller (KranzlinはD.lucaeをD.gordonii S.Mooreの異名にあげたが、それはLewis and CribbがD.macrophyllum A.Richardの異名に含めている。)
626 lucense Rchb.f. (ときどきD.lucentiとかD.lucentisとつづられる。)
ボルネオに固有。
627 lucidum Schlechter not J.J.Smith パプアニューギニアの北東部に分布。
628 lucidum (Schlechter) J.J.Smith (Cadetia lucida Schlechter :原著ではCadetiaとして記述され、J.J.SmithによりDendrobiuymに移されたが、同時に別の植物がDendrobiuym lucidumとして記述された。Cadetia属が幾人かの植物学者により正当な属と受け入れられてからは、この植物は再びCadetia属として見なされるかも知れない。)
パプアニューギニアの北部に分布。
* luebbersianum Rchb.f. (D.williamsonii Day and Rchb.f.と同種。)
629 lueckelianum H.Fessel and M.Wolff タイに分布。
630 lunatum Lindley フィリッピンに分布。
. lupicola (rupicolaの誤り)
631 luteocilium Rupp. オーストラリアに分布。黄緑色の小花。珍しい。
632 luteolum Bateman ミャンマー、マレーシアに分布。バルブは30cmで細い。葉のあるバルブ頂から花茎が出て2-4輪つく。花径6.5cm。花は鮮レモンイエロー、厚弁、リップは広く丸みをもち、基部に濃黄色の円形斑があり、2-3本の赤線が入る。花保良好。冬~春咲。
var. chlorocentrum ビルマに分布。光は2000-3000。温度は、夏の昼の平均28-29℃、冬の夜の平均19-20℃。冬は水を少なくする。
* luxurians J.J.Sm. (現在はFlickingeria luxurians (J.J.Smith)A.Hawkesの異名とされている。)
633 luzonense Lindley (D.alagense Ames)
フィリッピンに分布。
634 lycopodioides Lindley サラワクに分布。
* lyonii Summerh.& Ames (Epigeneium lyonii (Ames) Summerh.と同種。)
E.acuminatum に類似するが、D.lyonii は大きな赤紫色の花をもち、より高い海抜に生える。ときにE.acuminatum var.lyonii (Rlfe) Kraenzl.とする説もある。
* lyperanthiflorum Krzl. (D.insigne Reichb.f. ex Miq.と同種。)

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